乾 杯-THE TOAST-

 
 
詞/曲 下山田勝彦 
 
 
 
On parting,I sent a song for them.
 
And the song is myself.
 
I believe,I do believe,and I will believe,
 
That she is the truth of my love.
 
 
春の日溜まりに静かに揺れてる名もない草花の
 
香りの中に君の笑顔がキラキラ輝いて
 
彼奴と僕と君と三人で過ごした日々達の
 
想い出の中に閑(しず)かに小さな彩りを添えてる
 
 
いつの日にか僕は君を愛し いつの日にか君は僕を愛した
 
いつの日にか彼奴も君を愛し いつの日にか君も彼奴を愛した
 
 
けれども心を打ち明けるには 互いの距離があまりにも近すぎて
 
気付いたときには時は流れて 互いに少しも変わらないままだった
 
 
 
ある時不意に君への愛を彼奴は僕に打ち明けた
 
鎮(しず)かに流れるピアノの音に丁度乗せる様に
 
彼奴の心に打たれて僕は励ました「がんばれよ」と
 
そして彼奴に精一杯の友情を捧げた
 
 
いつの日にか僕は君を愛し いつの日にか君は僕を愛した
 
いつの日にか彼奴も君を愛し いつの日にか君も彼奴を愛した
 
 
そうして君は彼奴を選んだ そうして僕は彼奴を見送った
 
この春僕は故郷(さと)を離れる 二人の愛に捧げたい「乾杯」を
 
 
 
僕に唄える歌はこんなにささやかなものだけど
 
それでも心を込めて精一杯唄いたいと思う
 
僕の真実の愛である君と 僕の素晴らしい友人である彼奴に捧げる
 
最初で最后の贈り物として
 
 
 
On parting,I sent a song for them.
 
And the song is myself.
 
I believe,I do believe,and I will believe,
 
That she is the truth of my love.
 
 


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