地平線に虹が見えるまで

 
 
詞・曲/下山田勝彦 
 
 
緩やかに しかし確実に
 
嫋(たお)やかな足音を立て乍ら
 
今 僕の目の前を 時が流れてゆく
 
 
穏やかな 君の微笑を いつまでも守り続けていたい
 
でも 僕の目の前に 別離は迫るばかり
 
 
かけがえのない 家族の躰温(ぬくもり)に
 
かけがえのない 友達の優しさに
 
かけがえのない 愛しい君さえも
 
捨ててもうすぐ僕は 往かなきゃならない
 
 
あぁ この果てしない荒野に僕は旅立ってゆく
 
そう この燃え上がる熱い夢が叶うその日まで
 
 
 
確かなる僕の軌跡(あしどり)を いつの日か誰かが振り返る
 
そう 僕は信じてる だから生きて来れた
 
 
幾つもの 想い出の中に
 
密やかに鏤(ちりば)めたこの詩を
 
今 君に捧げよう 愛した微(しるし)として
 
 
愛していたよ 他の誰よりも
 
愛していたよ とてもとても深く
 
愛しているよ 今でもこれからも
 
けれどももうすぐ僕は 往かなきゃならない
 
 
あぁ この果てしない荒野に僕は旅立ってゆく
 
そう この燃え上がる熱い夢が叶うその日まで
 
 
 
「人は誰も独りきりでは生きてゆけない」と人は言う
 
けれど独りにならなきゃ出来ないことも沢山あるから
 
 
あぁ この果てしない荒野を僕は歩いてゆく
 
そう この遙かなる地平線に虹が見えるまで
 
 
あぁ この果てしない荒野を僕は歩いてゆく
 
そう この遙かなる地平線に虹が見えるまで
 
 
 


 
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