母さん

 
 
詞・曲/下山田勝彦 
 
 
 
誰もが哀しいと思ったときに その心を温めてくれるのは
 
母さん 母さん いつも あなた
 
小さな僕の手を引きながら あの丘へと連れてってくれたのは
 
母さん 母さん いつも あなた
 
 
小高い丘の上から見下ろす 何処かの田圃を焼いてる煙が
 
静かに辺りに立ちこめていた 夕陽が山に沈んでいった
 
 
母さん 母さん 覚えてる そんな小さなひとコマ
 
母さん 母さん せめてもう一度
 
二人で丘へと登りたかった
 
 
 
あなたがこの僕に残してくれた 緑色のペンダント それだけが
 
母さん 母さん あなたの想い出
 
小さなこの僕を育ててくれたと 父さんから聞かされた それだけが
 
母さん 母さん あなたの真実
 
 
どんなに僕を愛してくれて どんなに苦労をしてくれただろう
 
どんなに僕が叫んでみても もうあなたの許に届きはしない
 
 
母さん 母さん 愛してた 母さん 母さん だから
 
母さん 母さん せめてもう一度
 
僕に笑顔で応えておくれ
 
 
 
今年も山に夕陽が沈む 夕焼け雲がダークオレンジに染まる
 
この秋僕は嫁をもらいます 二人で幸福掴んでみせます
 
 
母さん 母さん 忘れない あなたが教えてくれたこと
 
母さん 母さん だからいつまでも
 
僕等を優しく見守っていてね
 
 
僕等を優しく見守っていてね
 
 


 
 
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