奴 (ぬ)

詞・曲／下山田勝彦　

　　　人はみんな同じように生まれてきたって言うけれど　どういう訳かこんな風に苦しんでる俺らさ　迷いなんて無いんだけど　逃げ出せず気付けば　人の下に押さえられて　苦しんでる世界さ　　何時迄もこのままで居たい訳があるもんか　どうにかしてこの世界から離れたいけれども　　従・順・令・使・抑・制・縛

　　　　縛られて動けないよ

従・順・令・使・抑・制・縛

　　　離れたい苦しみを

　　考えてみりゃどうしてこんな奴の下に居るんだろ　何処で何を間違ったのか　それともはたまた運命か　とりあえず信ずる振りして　畏(かしこ)まって謙虚に　大人しくついてゆけば　この場だけは凌げるが　　煮えたぎる腹の底　この思いすら気取ってもらえず　まるでちっぽけな虫ケラみたいに　弄(もてあそ)ばれてるばかりで　　従・順・令・使・抑・制・縛

　　　　　　時間ばかりが過ぎてゆき

従・順・令・使・抑・制・縛

　　　我知らず抜け殻さ

　従・順・令・使・抑・制・縛

　　　　解いてくれこの糸を

従・順・令・使・抑・制・縛

　　　　　あの空高く飛びたいな

従・順・令・使・抑・制・縛・強・拘・監・束・扱・絞・押・視・・・・・　　　

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