Tashuku
詞・曲/下山田勝彦
あの人が死んだ日に 僕はいつもの喫茶店の
片隅でいつものように つまらぬ話に花を咲かせてた
TVでは大々的に あの人の業績を讃えるけれど
生きてきた道はどうあれ 彼も一人のヒトとして生きた
彼は造りあげられたただの壁の絵
彼を追いつめたのは 歴史に残る犯罪者達
そんな時代に騙されて 人々は彼を崇めた
Tashuku Tashuku Tashuku
止(や)めろと言われたらすぐに止(や)める
何もかもが時の流れに従い流されてゆく
Tashuku Tashuku Tashuku
何もかもが電波の言うがままに流されてゆく 当たり前に
馬鹿げた時代の笑い話さ
彼は造りあげられたただの彫像
彼を苦しめたのは 知らず知らずの罪の重圧
そんな彼の心も知らないで 人々は彼を謗った
Tashuku Tashuku Tashuku
止(や)めろと言われても止(や)めはしない
何もかもが河の流れに逆らい波立ててゆく
Tashuku Tashuku Tashuku
何もかもが電波を弾き返し押し戻してく 当たり前に
馬鹿げた時代の笑い話さ
それに気付いた人は 一体どれほどいるのだろうか?