想い出に噎せぶ夜

 
 
詞・曲/下山田勝彦 
 
 
誰も居無くなった 閉店前の店の片隅で
 
俺は夢を食べていた
 
 
静かに効果音(Back-ground Music)が流れて
 
グラスの氷がまた鳴いて
 
薄黄色に染まる店の中で 一人溜息に染まる夜
 
 
Ah お前は今日を限りで
 
Ah 俺の前から消えた Mm..
 
 
過ぎた愛に包まれて 霞む目の前でもう一度
 
氷の融ける音がした
 
 
 
季節はただ穏やかなまま流れて甦る まるで走馬燈
 
茜色に映える夢の中で 一人想い出に噎せぶ夜
 
 
Ah お前は俺を離れて
 
Ah 彼奴の胸に消えた Mm..
 
 
祈ることはひとつだけ それは
 
いつかお前が幸せを 彼奴と築き上げるよう
 
 
 
誰も居無くなった 閉店前の店の片隅で
 
俺は夢を食べていた
 
 

 
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