日 記-Memories-
 
 
詞・曲/下山田勝彦 
 
 
 
寂黙(しじま)の中 ひとり日記のページを繰れば
 
ふと思い出す あの日のこと
 
 
それは確か去年のひどく暑い夜に
 
水割り片手に初めて一人で
 
独白(つぶや)きながら綴った 仄かなMemories
 
 
 
底冷えの夜 ストーブのそば編んだセーター
 
もうあなたへと渡したけど
 
 
燃ゆる思いを秘めて ふっと涙こぼす
 
二人で写した笑顔の写真の
 
スタンド床に落として 哀しいMemories
 
 
今は居無いあなたに 今も思いは燃える
 
淋しい碧さの 湖の畔で
 
私の淡い青春 静かなMemories
 
 
今は後悔など それでもしてない
 
だって私は新しい幸せ見つけたもの
 
 
緑に映える風は ちょっと移り気
 
 
 
 この項のテーマは「冬」だから、この曲はちょっとそぐわないかな?実際の季節は春だもん。思い出の中に冬の一場面が出てくるけどね。ただ個人的にはこういう女性は好きですね。ホントは女性が過去を振り返るのは、自分が今不幸だと感じたときだと一般には言われているんだしね。幸せを見つけて過去を振り返れる女性ってなんか素敵じゃないですか。