てる爺の つれづれ日記(2016年9月) No.146  湖東の古墳巡りを楽しみました  滋賀県には我が野洲市をはじめ各地に古墳が沢山残っています。 今回は東近江市を中心に湖東の古墳数か所を訪ねました。東近江市観光協会主 催の「近江湖東の王墓を巡る」と題したツアーです。  まずは安土城考古博物館で「近江の古墳時代」という企画展と常設展示室の 古墳関連資料で予習をしてから出発しました。 s-20160903 ancienttomb (1).jpg ←安土城考古博物館  ↓久保田山古墳   (後方中央は後述する雪野山) s-20160903 ancienttomb (2).jpg  名神高速で神戸方面に向かうとき、蒲生スマートIC手前左手に古墳が見え ます。久保田山古墳と雨乞山古墳です。久保田山古墳は直径57mの円墳で全 体に石で葺かれており、円筒埴輪列が復元されています。  雨乞山古墳は一辺が65mの方墳です。 s-20160903 ancienttomb (3).jpg ←久保田山古墳  ↓久保田山古墳から雨乞山古墳   を望む s-20160903 ancienttomb (4).jpg  今回の古墳巡りの難所は雪野山古墳でした。 雪野山古墳は標高300m余りの雪野山の頂上にあるため、麓から200m程 の急坂を徒歩で往復しました。 s-20160903 ancienttomb (7).jpg ←雪野山頂上から三上山を望む  ↓雪野山古墳のある頂上 s-20160903 ancienttomb (6).jpg  雪野山古墳は1989(平成元)年に発見されました。 未盗掘だった古墳として貴重な存在です。竪穴式石室内には舟形木棺が置かれ、 漆製品、銅鏡、銅鏃・鉄鏃(矢じり)、鉄刀剣、鍬形石、など多数の貴重な副 葬品が出土しています。  古墳近くに解説板が設置されていました。十年前に今回とは違う道を上って 来たことがありますが(ご参考⇒妹背の里)、そのときは見かけなかった新し い表示板です。表示が鮮明だったのでその一部をご紹介します。          ↓               ↓ s-20160903 ancienttomb (9).jpg ←石室内部    ↓石室内遺物配置状況    s-20160903 ancienttomb (8).jpg  今回のツアーでは他にも数か所を訪ねました。  最初の見学は瓢箪山古墳でした。県下最大の前方後円墳である瓢箪山古墳は 安土城考古博物館のすぐ近くにあります。この古墳は埋め戻されていて雑木で 覆われた丘は変哲もない景色なので、写真は割愛します。    雪野山の周辺には200基以上の古墳があるそうです。 s-20160903 ancienttomb (5).jpg  今回雪野山には東側から登りましたが、 その登り口のある東の麓には八幡社古墳群 がありました。  ここの古墳は韓国の墓を思い起こさせる ような小さなものです。 ←石室が3個ある前方後円墳   大きな古墳は古墳時代前期(雪野山、瓢箪山)〜中期(雨乞山、久保田山) に作られましたが、後期になると規模が小さくなっています。  明日香村を散策しました  春過而夏来良之白妙能衣乾有天之香来山     春過ぎて夏来たるらし白妙の               衣干したり天の香具山   持統天皇  明日香村を友人と散策しました。 茨城から岡山まで散らばっている文学好き(というか単なる物好き)の悪友4 人(+私の計5人)が集った年に一回の懇親会でした。飛鳥の時代に思いを馳 せるにはのんびり巡ろうと、祝戸荘というコテージ風の宿に2泊しました。  私は陶芸作品展の会場設営をしてから駆けつけました。 宿舎までは一人だったため、一人で天の香具山に登ってみました。9月下旬な のに30℃近い夏日で汗が止まりませんでした。  何とはなしに、この山では羽衣をまとった天女に遭遇できそうな気分でした。 なんと、頂上近くになるとどこからともなく天女が舞い降りてきて! ... まといつかれました。衣の代わりに羽を震わせたのは、...無数の 蚊!  でした。まといつかれたのですが、血を吸われなかったのが不思議でした。 s-20160926-28 asuka (1).jpg ←天の香具山  ↓祝戸荘の朝(宿泊棟より) s-20160926-28 asuka (2).jpg  奈良との県境に近い京都に住んでいる友人がガイドをしてくれました。 奈良の史跡を歩きつくしている友人が勧めてくれた見学場所のひとつは、談山 神社(たんざんじんじゃ)でした。紅葉の名所です。中大兄王子と藤原鎌足は、 この神社裏の山の頂上付近で蘇我入鹿暗殺の談合(密談)をしたのだそうです。  「古女房をバレないようにxxするには...」などと悪友が声をひそめて いましたが、私は一切関知していません。 s-20160926-28 asuka (3).jpg ←談山神社  ↓山頂近くの談合記念碑 s-20160926-28 asuka (4).jpg  ガイド役の馴染みのレストランが明日香村役場の近く、伝飛鳥板蓋宮跡のす ぐ横にありました。行列のできる小さな店なので昼食は食べられなかったため、 時間をずらせてコーヒーだけ飲みに入りました。ガイド役などの友人3人はコ ーヒーの入れ方に凝っているマニアですが、3人とも満足そうでした。コーヒ ーはタバコの引き立て役だと思っている私も大満足でした。  ちなみに、滋賀県では平成の市町村合併で「村」が消滅しました。奈良には 「村役場」が残っていることに感動しました。 s-20160926-28 asuka (5).jpg ←明日香村役場  ↓欽明天皇陵にて s-20160926-28 asuka (6).jpg s-20160926-28 asuka (7).jpg ←祝戸荘近くの棚田  ↓近鉄飛鳥駅 s-20160926-28 asuka (8).jpg  陶芸作品展を開きました  陶芸仲間と恒例の作品展を行いました。 今年は12年目で、12回目の作品展です。 s-20160927 ceramics (5).jpg   今回は、孫の頭の程度を心配している爺か  らの贈り物などを出品してみました。 s-20160927 ceramics (3).jpg 頭の良くなる帽子掛け  ↓申年の家族 s-20160927 ceramics (4).jpg  会場はびわ湖大津館(旧・琵琶湖ホテル)です。  不思議なことに、9月末なのにヘレン・ケラーの桜が咲いていました。 女史が来日1回目(昭和9年)の時、宿泊した琵琶湖ホテルで植樹した桜が 「ヘレン・ケラーの桜」と呼ばれて親しまれてきました。惜しくも現・琵琶湖 ホテルの移築に伴って枯れた桜を偲び、昨年びわ湖大津館に孫桜が植樹された ものです。 s-20160927 ceramics (1).jpg ←会場からの眺め(びわ湖大津館)  ↓ヘレン・ケラーの桜(孫桜) s-20160927 ceramics (2).jpg                         (2016−9―30) ------------------------------------------------------------------                日記メニューへ   トップページへ