てる爺の つれづれ日記(2019年2月) No.175  卑弥呼は近江で王になった!?  野洲市の史跡自慢のひとつは、銅鐸です。 大岩山古墳群から出土した銅鐸のひとつは高さが135cmで日本一です。 s-20190210 dotaku (2).jpg   その形状と模様は、当時の二大勢力によって作られ  た銅鐸の両方の特徴(飾り耳と太い直線模様)を取り  入れています。近畿地方と東海地方には二つの大勢力  (国?)があったようです。 ←*日本最大の銅鐸(二つの様式が混在)   s-20190223_100203.jpg              ↑銅鐸出土記念碑(銅鐸博物館脇)                     ↓銅鐸博物館                    s-20190223_100653.jpg  銅鐸はある時期(弥生時代後半)から姿を消した(製作されなくなった)こ とが大きな謎とされています。  今年(2019年)2月6日に、NHK歴史秘話ヒストリア「まぼろしの王 国 銅鐸から読み解くニッポンのあけぼの」が放映されました。この番組で大 変興味深い説が紹介されました。  それは、卑弥呼が王位を受けたのは近江ではないか、ということでした。  近江で一番大きい野洲川は、琵琶湖に注いで広大な扇状地を作っています。 野洲市と守山市にまたがる扇状地からは、古代(弥生時代以前)の集落遺跡が 多数発掘されています。守山市の伊勢遺跡は、大規模な祭祀跡のようです。  (*印の写真は番組映像から引用し、一部トリミング、加筆しました) s-20190210 dotaku (3).jpg ←*伊勢・大岩山両遺跡の位置  ↓*伊勢遺跡復元図 s-20190210 dotaku (4).jpg  ヒストリアで紹介されたのは、 ・対立する二大勢力が和解して卑弥呼を王とした ・卑弥呼を王とする儀式は伊勢遺跡で行なわれた ・二大勢力の融合を象徴する大きな銅鐸が作られた ・その後、卑弥呼は全ての銅鐸を廃棄(破壊、埋設)させた ・卑弥呼は臣下に銅鏡を与えることにした  というようなあらすじでした。  日本最大の銅鐸は政治勢力の統合を象徴するものだったが、統一された権力 構造を徹底させるために、古い権力の遺物たる銅鐸を全て廃棄させた、という ことかも知れません。  大雑把な時系列としては、下記のようなイメージでしょうか?            紀元前(世紀)    |    紀元(世紀)        |--4-->--3-->--2-->--1-->--1-->--2-->--3--> ・銅鐸の製作  <------------------------------------------>  ・伊勢遺跡  <-------->  ・最大の銅鐸 <->   ・卑弥呼 <-->     ・銅鐸の廃棄 x   s-20190210 dotaku (1).jpg   数年前、卑弥呼の邪馬台国は近江にあった、  と主張する本が出版されています。   私が時折訪ねる守山のレストランでは、  いわゆる「邪馬台国近江説」のコースターを  使っています。 ←(丸い)コースター   ご参考:   邪馬台国近江説‐古代近江の点と線」    https://amzn.to/2I4jrXV   「邪馬台国近江説―纒向遺跡「箸墓=卑弥呼の墓」説への疑問」    https://amzn.to/2I5thbM  ひな飾りの季節になりました  ひな飾りの季節になったので、我が家では古い5段雛を飾りました。     s-20190221 saikyoji (1).jpg     ↑5段雛     あっ...飾ったのは我が家ではなく、湖西・坂本の西教寺でした。 西教寺(さいきょうじ)は全国から寄せられるひな人形を供養しているそうで、そ の中から選んだひな人形を展示しているそうです。 s-20190221 saikyoji (3).jpg ←展示会場  ↓琵琶湖対岸に近江富士 s-20190221 saikyoji (5).jpg  西教寺は聖徳太子が創建したとされる古刹ですが、明光秀を供養する寺と しても知られています。  私にとっては、2泊3日のヨーガ研修で真夏の暑い日を西教寺で過ごした思 い出があります。私の習った先生が立ち上げたヨーガの会の研修には、毎年、 全国から300人近い人が参加しています。  西教寺から1キロ位離れた所には日吉大社があります。 毎年4月に行われる山王祭は見ごたえのある神事です。  石の鳥居近くにある有名な蕎麦屋さんで休憩して帰りました。 s-20190221 saikyoji (6).jpg ←日吉大社の鳥居  ↓蕎麦屋さん s-20190221 saikyoji (7).jpg  春の季節になりました  今年の冬は雪が少なく、春が早く近づいてきたようです。 馴染みの酒造店へ追加のにごり酒を買いに行ったところ、1月には僅かに顔を 出した福寿草がすっかり成長して花を開いていました。  我が家では水仙が咲きました。これは少し遅い感じです。寒さに弱い私は、 早く夏が来るのを待ちわびています。 s-20190225_130209(0).jpg ←福寿草    ↓水仙   s-20190226_133458.jpg                        (2019−02−28) ------------------------------------------------------------------                日記メニューへ   トップページへ