てる爺の つれづれ日記(2020年03月) No.188 ■ 春はつくしから始まります 近江に移ってきてから、我が家の春はつくしで始まります。 今年は暖冬だったので、つくしは1週間余り早く出そろいました。つくしを摘んで食べる習慣が もう30年余り続いています。 つくしの佃煮で温かいご飯を 食べるのは至福のひととき。 無料で採れる素材で何とか食 いつないでいる有様です(涙) ←トラクターの後ろに烏の群れ ■ 陶芸の季節になりました NHKの朝ドラ「スカーレット」が終わりました。 鮮やかな緋色作品の登場が予想外に少なかったけど、陶芸と信楽(しがらき)の ことを取り上げてもらったことはよかったですね。
私が陶芸仲間と一緒に作陶と窯焚きを しているのは信楽です。 信楽といっても、朝ドラに出てきたよ うな飲み屋や喫茶店はおろか、店が一軒 もない静かな山間部ですから、穴窯を焚 くのは気兼ねが要りません。 ←徹夜の穴窯焚き(夏) ↓スカーレットから
「スカーレット」で描かれなかったことの一つは、信楽の気温でした。 滋賀県では琵琶湖の北の余呉湖周辺が最も寒いのですが、信楽は余呉湖に次い で冬の寒さが厳しい地域です。 例年のように、今年も3月から作陶を始めました。 毎月2日間、仲間が集まって作陶をしています。新型コロナウイルスの影響で 行き場のない年寄りが、通常よりも多く集まって濃厚接触しました。 初日は啓蟄の日でした。しかし、日中は激しい吹雪に見舞われました。 去年は、3月に作陶した作品が(土の中の水分が凍って)割れてしまった、と いう不幸に遭いました。今年はどうなるものか?
←激しい吹雪 ↓行き場のない人たち?
■ ♪春よ来い... 近くの焼き鳥屋は狭苦しいし、馴染みのイタリアンも和食屋も余り広くない し、ホテルや旅館に行くのは億劫だし、映画やカラオケはもっと避けたほうが 良さそうだし..。結局自宅でひっそりと生活するしかないな。 それでも季節は確実に巡っています。 我が家の西の方角には比叡山があります。春分の頃になると日の入りが比叡山 にさしかかります。 日の入りの比叡に寄りて春来る てる爺
↑比叡山に隠れた日の入り(3月20日春分の日) 今年は例年よりも早く花が開き始めました。世の中は厳しい冬の時代に向か っているのに... 例年なら桜は4月の入学式の頃満開になるのに、3月下旬に開花し始めました。 チューリップは4月中旬に咲きそろうハズなのに、3月下旬には咲き始めまし た。
←開花宣言だな(3月26日) ↓少し早すぎるぜ(3月30日)
(2020−03−31) ------------------------------------------------------------------ 日記メニューへ トップページへ