てる爺の つれづれ日記(2020年03月) No.188  春はつくしから始まります  近江に移ってきてから、我が家の春はつくしで始まります。 今年は暖冬だったので、つくしは1週間余り早く出そろいました。  s-20200307_tsukusi.jpg   つくしを摘んで食べる習慣が  もう30年余り続いています。   つくしの佃煮で温かいご飯を  食べるのは至福のひととき。   無料で採れる素材で何とか食  いつないでいる有様です(涙) ←トラクターの後ろに烏の群れ  陶芸の季節になりました    NHKの朝ドラ「スカーレット」が終わりました。 鮮やかな緋色作品の登場が予想外に少なかったけど、陶芸と信楽(しがらき)の ことを取り上げてもらったことはよかったですね。 s-20140615 anagama (3).jpg   私が陶芸仲間と一緒に作陶と窯焚きを  しているのは信楽です。   信楽といっても、朝ドラに出てきたよ  うな飲み屋や喫茶店はおろか、店が一軒  もない静かな山間部ですから、穴窯を焚  くのは気兼ねが要りません。 ←徹夜の穴窯焚き(夏)      ↓スカーレットから     s-DSCN8479.jpg  「スカーレット」で描かれなかったことの一つは、信楽の気温でした。 滋賀県では琵琶湖の北の余呉湖周辺が最も寒いのですが、信楽は余呉湖に次い で冬の寒さが厳しい地域です。  例年のように、今年も3月から作陶を始めました。 毎月2日間、仲間が集まって作陶をしています。新型コロナウイルスの影響で 行き場のない年寄りが、通常よりも多く集まって濃厚接触しました。  初日は啓蟄の日でした。しかし、日中は激しい吹雪に見舞われました。 去年は、3月に作陶した作品が(土の中の水分が凍って)割れてしまった、と いう不幸に遭いました。今年はどうなるものか? s-20200305_tashiro(1).jpg ←激しい吹雪  ↓行き場のない人たち? s-20200305_tashiro(2).jpg  ♪春よ来い...  近くの焼き鳥屋は狭苦しいし、馴染みのイタリアンも和食屋も余り広くない し、ホテルや旅館に行くのは億劫だし、映画やカラオケはもっと避けたほうが 良さそうだし..。結局自宅でひっそりと生活するしかないな。   それでも季節は確実に巡っています。 我が家の西の方角には比叡山があります。春分の頃になると日の入りが比叡山 にさしかかります。    日の入りの比叡に寄りて春来る     てる爺   s-20200320 sunset.jpg     ↑比叡山に隠れた日の入り(3月20日春分の日)  今年は例年よりも早く花が開き始めました。世の中は厳しい冬の時代に向か っているのに... 例年なら桜は4月の入学式の頃満開になるのに、3月下旬に開花し始めました。 チューリップは4月中旬に咲きそろうハズなのに、3月下旬には咲き始めまし た。 s-20200326_cherry.jpg ←開花宣言だな(3月26日)  ↓少し早すぎるぜ(3月30日) s-20200330 tulip.jpg                       (2020−03−31) ------------------------------------------------------------------                日記メニューへ   トップページへ