古民家耐震改修・石の上に建つ家づくり
地震の多い日本に住んでいて気になることの一つが耐震のことだと思います。梓では木造の耐震診断を行っています。不安に思われている方、お気軽に御相談下さい。
耐震診断から耐震改修まで
梓では、2種類の木造の建物の耐震診断を行っています。
耐震診断士による耐震診断
在来工法の住宅の耐震診断
限界耐力計算による耐震診断
伝統工法軸組み住宅の耐震診断
いずれも、現地調査をした後、診断ソフトにより耐震診断を行います。
診断後、その建物に適した耐震改修を設計・施工を行います。
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改修前の様子 耐震改修中 改修後
滋賀県守山市にて耐震診断・耐震改修しました。
耐震改修工事の様子
石の上に建つ(=石場建て)伝統構法の家と基礎のある大壁の家とありますが、
構造材が包まれていると腐れや虫食いなどでやられてしまっていることが多いです。
石場建ての家は比較的床下の通気ができている事が多いので、木が丸出しですぐに
虫に食べられてしまいそうですが、湿気さえなければ、意外と大丈夫です。
←浴室の柱で、壁内の柱が虫食いに!(><)
金物を取付ける改修工事は一般的だと思われるので、もう一つの耐震改修の方法を
御紹介します。
石場建ての伝統構法の建物の場合、軸組みを主体に耐震改修を行ないます。
はじめに、建物の調査と耐震診断をした後、骨組みだけに近い状態まで解体します。
雨漏れがなければ、屋根はそのままですが、野地板まで解体する場合もあります。
軸組みだけになったら、立ちを起こし(傾いてる柱を真っ直ぐに)
不陸の調整(沈んだりしている床のレベルの調整)をします。
垂直と水平が真っ直ぐになった後、耐震診断結果に基づき、耐震要素となる
壁や足固め、梁・柱材等の補修・取替え・補強していきます。
その後は、内装工事をして完成です。
軸組み状態のときに、耐震改修の講習会を開いたりもしています。
ご希望の方はお気軽に御連絡ください。
又、うちの家は大丈夫かな・・と思われる方は、一度床下や天井裏を覗いてみては・・?
なんか虫が出てきたら恐いな・・と不安な方は、私共にお気軽に御相談ください。
覗くくらいなら、いつでもお伺い致します。
TEL 077-598-8005 e-mail u-azusa@mx.biwa.ne.jp
公開振動実験
文部科学省『大都市大震災軽減化特別プロジェクト』の一環として、(独)防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターE-ディフェンスを用いた震動台実験が実施されました。実大木造住宅の倒壊実験など様々な実験の様子が動画で公開されています。 御覧になる方は、下記をクリックしてください。
