1.できることよりしたいこと
しばらくふにカタソおやすみしてたのですがまた卓が建つようになってきました
のでおもいついたように(事実そうなんですが^^;)更新してみます。
今度は中級向けと称して少しレベルの上がった内容に挑戦してみたいとおもいま
す。
でタイトルですがカタンの場合、出た資源でできることをやっていくのが基本で
すがそれだけではなかなか結果につながらないことが多いものです。
初心者の場合道材(泥+木)が集まるとすぐに道を引いてしまうのでいつまでた
っても家材(泥木麦羊)が揃う事がなくポイントが増えないなんて光景をたまに
みかけます。
さすがにその手の失敗は少しなれてくると教えてもらわなくてもしなくなるので
すが中級クラスでも結構近いことをやっているケースはままあります。
もちろん中級クラスなら したいこと=配置によるゲームの方針 はすでにある
とおもいます。ただ手持ちの資源がそのとおりに集まらず別のことならできる・
・・そういう状況はありますよね。
そこで考えずにできることをやってしまうか、いちおうやりたいことができるよ
うに努力するかプレイヤーの判断になります。
できることをそのままやってしまわない行動は以下の3つの場合があります。

 1.することは同じでもできるだけ資源を節約して建設する。
 2.したいことをするために交渉する。
 3.したいことをするためにできることはしないでターンを終わる。
それでは詳しく解説してみたいと思います。

1は港を使って貿易すればしたいことができる場合、交渉すれば4:1で交換す
るはずの資源が2枚程度ですむかもしれません。ふにをやっている場合2枚くれ
たら出すのに・・・てチャットでやりあってる場面けっこうありますよね。
あと発見カードを使えばしたいことができる場合、交渉で必要なものがもらえれ
ば発見カード温存できるので相当なプラスになります。発見カードの温存は勝敗
を分けるケースも多いはず。努力をしてみる価値は十分あるとおもいます。

つぎに2の場合を例示してみます。カード型の配置の序盤でまだ自分はなにも建
設してない場面で(他の人は道1本やカード1枚程度)で木1・麦2・鉄3の手
札になったとします。大抵の人はノータイムで都市化してしまうでしょう。
もちろんそれでも勝てるかもしれませんがちょっと運だのみのところがあります。
序盤で都市化すれば当然盗賊のターゲットになりますしトップ目のため交渉で道
材がもらいにくくなります。なわけで私ですといちおうは鉄か麦を出して泥をも
らう交渉(泥があまってそうなとき)はしてみます。そしてだめなら木または鉄
麦の自産しやすい方で羊をもらう交渉は考えます。とりあえず都市化の前に都市
を守る為の騎士は引いておきたいです。手札が木1・麦2・鉄2ならだれしもす
る交渉のはずなんですがなまじ都市化が可能なだけにけっこう盲点になっている
のかもしれませんね。

最後に3のケース。上述の道を引くケースのような場合ですがこれとは逆に多い
のが道戦術でカードが引ける資源が手元にある場合です。道戦術の場合1軒目の
都市がかなりきついですの3(11)鉄の周りを囲んでいて3がでれば都市化に
必要な鉄が1度に入手可能な場合などでなければ鉄はカードに使うのでなく都市
の為に温存するのが普通です。
ほかには麦の高いマップなので直接よい麦がとれず3軒目でとりに行くケース。
2軒目で2(12)の麦をとってとりあえず3軒目で5麦あたりが狙える配置の
ときにカード材が揃った。こんなときどうしますか?ノータイムでスルーですよ。
2軒目の配置で取った所期資源の麦は3軒目の家のためのものですから他の用途
に使ってはいけませんよね^^。
またカード戦術で序盤に羊2・麦2・鉄2になったときどうしますか?
こういった場合は基本的にはカード1枚だけ引いてエンドにすることが多いです。
同時に2枚カード引いてしまうとちょっと目立ちますし自分のあとの手番で道材
を提供してくれる交渉があるかもしれませんので交渉材料を使い切ってしまうの
も考え物です。あと騎士が引けたら次はカードよりも都市化をしたいというのも
あります。
あと発見カードを持っている場合、道戦術の場合1軒目の都市、カード戦術では
3軒目の家まで使わないでスルーは常識的に行われるプレイだとおもいます。

1〜3共そういう場面に遭遇することは結構あるかとおもいます。上記のような
プレイしているなと自覚のある方は参考にしていただければ多少勝率も上がるの
ではないでしょうか?