基本セットから森林タイルと牧草地のタイル各1枚を抜き耕作地タイル2枚を加え
ます。また麦港タイルを抜き3:1港タイルを加えます。(3:1港タイルがない
ときは麦港をそのまま使用し3:1港とみなします。
上記のタイルを使い基本ルール通りにマップを組み立て順番決めします。
基本ルールにしたがい初期配置をおこない2軒目の場所からそれぞれ初期資源を得
ますが2軒目で耕作地を取っても麦の初期資源はもらえません。そのかわりに2軒
目に接する耕作地に無料で苗を1つ植えます。2軒目の麦以外に接している土地の
分は当然初期資源としてもらえます。
プレイは基本ルールに従いますが苗のない耕作地はダイスでその目がでても麦を産
出しません。しかし苗が2つあれば開拓地でも接する開拓地1つにつき2枚の麦が
産出します。麦以外の産物は通常通り接する開拓地1軒につき1枚、都市につき2
枚産出しますが麦だけは苗1つにつき1枚の資源を接する開拓地または都市にもた
らします。麦に関するかぎり都市でも開拓地でも同じで苗の数によって産出数が決
まります。産出した麦は他の資源とは同じにせず自分の前に公開しておきます。も
ちろん手番ではその麦を使って建設はもちろん交渉や貿易もできます。貿易を行う
場合麦はすべてのプレイヤーが2:1で好きな資源に交換できます。また公開して
いる麦は手札制限の枚数には加えずさらには盗賊に奪われる対象にもなりません。
麦は盗賊で奪えませんので得るためには苗を植えて栽培するか貿易で得るしかあり
ません。
麦を産出するためには手番で苗を購入して耕作地に植えなければなりません。任意
の資源1枚を支払って自分の耕作地の1つに苗駒を置きます。また任意の資源2枚
(同じ資源でなくても構いません)を支払えば自分の所有する耕作にすべてに1つ
ずつ苗を植えられます。ただし同じ手番内では同じ耕作地に2つの苗を植えること
はできません。たとえば3・5・6の耕作地のうち6の耕作地にすでに苗1がある
場合、資源2を支払っても5の耕作地に苗2を植えることはできません。しかし資
源2を支払ってすべての場所に苗1ずつを追加購入することはできます。その結果
苗の数は3(苗1)・5(苗1)・6(苗2)になります。
また麦の資源をを苗の購入にあてる場合1枚で任意の資源2枚の効力があります。
上記の例題のような苗購入を麦1枚支払って行うことも可能です。
7がでたときは通常どおり麦を除いた資源が8枚以上あれば手札制限で半分捨てま
す。また干ばつでそれぞれのもっている苗2つが枯れてしまいます。それぞれのプ
レイヤーが2つずつ選んで手元にもどします。苗が2以下のプレイヤーはすべての
苗を失います。そのあとで盗賊を移動し、移動先に接するいずれかのプレイヤーか
ら資源を奪いますが耕作地タイルに盗賊をおくことはできません。また最初に書い
たとおり公開されている麦は奪えませんのでそれ以外の手札から1枚を引くことに
なります。
あと苗は開拓地に接する場合、最大2つまでしか植えることができませんが接する
どこかが都市になれば最大3まで植えられるようになります。同じ土地が同色の異
なる開拓地2軒に接していても苗は2つまでしか植えられませんがその目がでたと
きはそれぞれの開拓地に2枚ずつ計4枚産出します。
あと道王、騎士王の扱いは通常どおりですが騎士カードをつかっても麦タイルには
盗賊はおけません。麦以外のタイルに盗賊をおいて資源を奪います。
また発見カード、独占カードは麦を対象にすることはできません。
勝利条件は基本ルールどおり10点です。
(苗は勝利ポイントにはなりません。麦を産出するだけです)
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