・初期配置
1番手から開拓地を順におきます。その開拓地に道は付与しません。
おりかえし4番手から開拓地1と小型漁船(船駒)を配置します。2
軒目の開拓地にも道はつけません。
初期資源は2軒目の開拓地に接する陸地タイルの資源と、漁船に接す
る海産物を各1枚もらいます。
・産出
開拓地からの産出以外に漁場チップに接している漁船があればその海
産物を得ます。小型漁船(船駒)は1隻につき海産物チップ2枚、大
型漁船(都市駒)は1隻につき海産物チップ3枚を得ます。
漁船が陸地タイルに接していたり開拓地が漁場に接してしても産出は
ありません。あくまで開拓地は通常資源、漁船は海産物資源のみを産
出します。
・海産物チップ
手番で2枚の海産物チップを通常資源1枚に交換できます。ただし交
換できる組み合わせは上の海産物取引表にある組み合わせのみで×印
の組み合わせは交換できません。たとえばイカ1とカニ1で泥に交換
できます。
・建設
下記のものが建設できます。このバリアントでは都市は建設できませ
ん。
・道 泥木
・開拓地 泥木麦羊
・小型漁船 泥木麦羊
・大型漁船 麦麦鉄鉄鉄
・漁船の移動 泥木
・発展カード 麦羊鉄
通常のように道を引いて開拓地をたてることができます。ただし4人
ゲームの場合生産に対して有効と思える土地はすべてうまってしまっ
ているでしょうし、初期配置で道がもらえないので2本自力で引かね
ばならず効率は悪いです。
小型漁船は建設したら空いている任意の港の位置におきます。自分の
開拓地に接していなければならないなどの制限はありませんが他の漁
船駒や開拓地駒がすでにある位置には建設できません。
大型漁船は通常の都市のように小型漁船をアップグレードします。対
象となる小型漁船がないと建設できません。
漁船の移動はへクスに沿って1マス動かします。資源さえ払えば何マ
スでも移動できますが他の漁船や開拓地のある場所に移動したり上を
超えていくことはできません。漁船の移動を行った際1マス動かすご
とに航海カウントとして道駒を1本プレイヤーの前に出しておきます。
泥木を各2枚出して2マス動いた場合は2本の航海ポイントがもらえ
ます。ただし道駒がない場合これ以上の航海ポイントはもらえなくな
ります。航海ポイントが5ポイント以上で最大のプレイヤーには従来
の道王に相当する航海王(2勝利ポイントがもらえます)
・7の処理
7が出たときは通常資源と海産物資源の合計が10枚以上の時、バー
ストの処理を行います。通常資源、海産物資源のそれぞれを半分捨て
ます。たとえば通常資源5、海産物資源5のとき7がでるとそれぞれ
の資源から2枚ずつを捨てることになります。
そして7を振ったプレイヤーは好きな漁場チップを1マス動かします。
最産物は潮流に乗るので必ず時計回り動かします。(上の図の矢印の
ようにどのマスにいても必ず2ヶ所動かす場所があります)もちろん
他の漁場の上に重ねることはできません。また港に動かすことは可能
です。そして動かした漁場チップから産出される海産物を持っている
プレイヤーがいれば1枚奪うことができます。このとき動かした漁場
チップが接しているプレイヤーに限るなどの制限はありません。誰か
らでも奪えます。
・発展カード
騎士カードはバースト処理を除いた7と同様の処理をしますが漁場チ
ップは2マス動かすことができます。同じ漁場を2コマ動かしてもよ
いし別々の漁場を1コマずつ動かしてもかまいませんがかならず合計
で2マス動かします。そして動かした漁場チップのどちらかの海産物
を盗みます。3枚以上公開すれば(最多のプレイヤーに)2勝利ポイ
ントになります。
発見カードは効果同じです。通常資源を2枚選んでもらえます。
独占カードは通常資源を独占するのではなく海産物資源1種類を選ん
で独占します。
道カードは通常のように道2本引いてもよいし任意の漁船を2コマ動
かしてもかまいません。もちろん2隻の漁船を1マスずつ動かしても
よいですし1マスのみ動かして1マス分は権利を放棄してもかまいま
せん。同時に2航海ポイントを得ますが1マスの移動で1マス分権利
を放棄したときは1航海ポイントしかもらえません。ただし同じとこ
ろに戻って航海ポイントだけもらうようなことは可能です。
勝利ポイントカードは基本ルールと同様です。
・勝利条件
手番で11ポイントに達することです。
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