カタンのきこりたち

カタン島のすばらしい森林資源を枯渇させないように植樹をしながら開発をしていきまし
ょう。
必要なもの
 基本セット
 森林資源を表すマーカー 16(船駒などでいいです)
基本ルールに対する変更点
・通常どおりマップをつくったあと16個の森林資源マーカーを4箇所の森林に各4個づ
 つ配置します。
・森林からは開拓地1つにつき木2枚、都市1つにつき木3枚を産出します。ただし森林
 の目が出て木が生産されるとそのたびにそのタイルの資源マーカーを1つ減らします。
 (森林が伐採されて森林資源がすくなくなったことを意味します)
 同時にだれが何枚生産しても1回の生産で減るマーカーは1つです。盗賊がいたり誰も
 開拓地や都市を建てていないタイルはその目がでてもマーカーは減りません。(木が伐
 採されていないので)
 注:初期配置では森林にせするように2軒目の開拓地を置いても初期資源でもらえる木
   は1枚です。また初期配置ではマーカーは減りません。
・森林マーカーが0になったときそのターンは木を通常どおり産出しますがそれ以降その
 タイルでは一切の資源産出はなくなります。マーカーが0になったら森林のチップを除
 去して枯渇を表示します。
・プレイヤーは手番で木麦もしくは木羊(苗木と肥料を意味します)を支払うことにより
 どこかいずれかの森林に植樹ができます。植樹されたタイルは森林資源が最大の4にな
 ります。ただし植樹される前のマーカーがいくつであっても4以上になることはありま
 せんが手番で資源さえ払えば複数の森林に植樹できます。
・その他勝利条件や道王、騎士王の扱い等は通常ルールにしたがいます。
 木港もとれば通常どおり2:1で交換に使えるようになります。

注:未来交渉は無効です。「植樹につかうので麦がほしい」など交渉理由にするのはかま
  いませんがもらった側が実際に何に使うかは自由です。
木が2枚産出するので重要になってきますが植樹をいつするかが大きな戦略の岐路になっ
てきます。ぎりぎりまで伐採を続けるか余裕をみて植樹するか・・・・。
基本的に1人で独占している森林は問題ないですが2人もしくは3人で共有している森林
の植樹を誰がおこなうかの駆け引きがこのルールの面白さです。中盤は基本的に優位な方
が責任をもって植樹しそうですが木港を持っているものとそうでないもの、森林を2箇所
以上持っているものとそこだけしかもってないものなどでも違ってくるでしょう。また植
樹の分の補填を交渉で要求したりの駆け引きも重要です。
6・8クラスでも1ゲームに出るのは10回そこそこなのでタイミングにもよりますが植
樹は1つの森林に対し2〜3回くらいでしょうか?終盤7〜8点くらいになるとトップ争
いをしている者同士の共有の森林はお互い植樹しにくく放置されることが多いので上がり
目前で枯渇してまくられることもあってスリリングに楽しめるかとおもいます。