まず左上の図を見てもらいましょう。

同じ間隔で並んだドットを左右両方の目でみるとき左目では実線、

右目では点線のように見ています。通常それを頭の中で演算して

左目のａ点と右目のａ点は同じと判断して正常に見えるわけです。

ところが図からわかるように赤線のライン上でそれぞれのの目で

見たドットが重なり合うところがあります。ぼーっとみていると

このラインに焦点が合ってしまい、そのときあたかもＨだけ浮き

上がって見えることになります。たとえばＸ点では左目でｃ点、

右目でｂ点を見て間違った演算処理をして同じ点と判断している

わけです。ようは錯覚なんですね。

また右の図のようにピッチが違えば目と紙面の間隔が同じなので

浮き上がる量もＨ’になります。これを利用して文字の部分だけ

違うピッチにしておけば文字入りの３Ｄが書けるわけです。

簡単でしょう。これが原理のすべてです。

これきいてそれなら自分でもできるじゃん！なんてつくったのが

前のページのものです。

原理は分かっても見えないもんは見えないって？

たしかにそうかも  （＾＾；