序盤学のすすめ

終盤派の人もしばらく能書きにつきあってください。
序盤派の人はもとより終盤派の人も勝ち星を稼ぐには序盤中盤でよくする
にこしたことはありません。ところで終盤派の人ってどんな人でしょう?
終盤力には@勝将棋を勝ち切る力A悪い将棋を逆転する、あるいは接戦を
ものにする力の2つがあります。一般に終盤の強い人はAのタイプを指し
ますが終盤苦手という人も@の力はある程度あります。そんな人は序盤に
磨きをかければ○につながるわけです。
で具体的にはというと・・・・やっぱりB級戦法です。プロではほとんど
指されないもののアマでは代表クラスでも容易に結論のでないものがたく
さんあります。下のははめ手ともいえない極端な例ですが・・・・
これを読んでるような方はそんなの無理に決まってる、そう思ってるに違
いありません。・・・・が▽同歩▲同飛▽86歩▲同歩△87歩▲23歩
▽88歩成▲同銀▽35角▲28飛▽57角成▲22歩成▽同飛▲同飛成
▽同銀▲23歩以下結構たいへんです。こんなの研究されてたらたまりま
せんね。たしか柿沼さんの本ではこれでアマ四段あいてに先手もって五分
以上の勝率だとか・・・。
まぁ上の例は極端すぎるとしてもB級戦法を2つ3つもっていれば大会な
どでは省エネしながら結構○かせげます。よしんば優勢にならなくても相
手は時間使ってくれますからそれだけでもメリットがあります。
はやりの戦法は時間のたっぷりあるプロにまかせましょう。
ではさいごに愛用のB級戦法を紹介しときます。(ほんとは書きたくない
けど・・・・(^^; )

矢倉編
対ひねり飛車編

相掛り編
角換り編