1.食べ物を選ぶ能力(四つのお皿) |
元気に過ごすためには、バランスよく食べることが大切。
そのバランスをわかりやすい方法で子どもが理解し、自分で考えて適切に食べ物を選べる能力。 |
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2.元気な体がわかる能力(うんちの観察) |
子どもにわかりにくく、表現しにくい自分の体調を認識し、食べ物で体調を整えることができる能力。 |
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3.料理する能力 |
おいしく食べるために、自分で料理を楽しむことができるようになる能力。毎日の生活の中で献立を考えたり、食材を選んだり、実際に料理をしたり、食事ができるまでの過程を親子で楽しむことが、「料理する能力」へつながる。 |
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4.食べ物の育ちを知る能力 |
自分の体の健康を守るために、どんな食べ物がよいのかを理解するには、食べ物の育ちを知ることが必要。生産者に会ってどんなふうに作られているかを見たり、話を聴いたり、採れたての野菜を食べたり、また、自分でも栽培してみることなどで、自分の体にとって安全な食べ物は何か、関心を持つようになる。 |
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5.味がわかる能力 |
いろいろな味を味わうことができ、素材そのものの味がわかる能力。さまざまな添加物が加わったインスタント食品や、スナック菓子、刺激の強い濃い味を食べると素材本来の味では物足りなさを感じるようになり、より濃い味を求めてしまう。その結果、生活習慣病につながることもある。また、味がわかるということは、食べ物が腐敗して、味が変化したことをわかるということでもあり、自分の体を守ることに直結している。子どもの時から化学調味料に頼らない、本物のだしに親しむことで鋭敏な味覚や感性豊かな味覚が育つ。 |
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