「インターネットで世界旅行」の授業の流れ

 

 内緒の話ですけど、昨日、平田先生は、南極に行って来ました。
 
 すると、本と同じように「えーー? ウソ!」・・・ と返ってきた。

 いえ、本当です。ちゃんとペンギンの写真も撮ってきました。
 ホームページからコピーしたペンギンの写真を見せた。(ダウンロードしてプリントアウトし、A3サイズに拡大した)
 すると、最初は「本当や。」と言っていたが、1人が「コンピュータやろ?」と言った瞬間から、空気が変わった。だから、「わかった?」ととぼけ顔で話した。このあたりは、学校でのコンピュータ設備が整っているだけに、気づく子どもがいる。

 コンピュータで、いろんな国に行けるんです。平田先生は、南極に行きました。
 
と話し、コンピュータ操作の指導に入る。

指示1 では、コンピュータのスイッチを入れなさい。
 
 全員、スイッチを入れるくらい、お手の物である。
 そして、コンピュータを一斉指導システムで操作しながら、説明していく。

説明1 このページは、ヤフーキッズの「世界の国」というホームページです。 ここから世界中に行くことができます。行きたい国を選びます。国の脇に数字があります。それはその先にいくつページがあるかを表しています。南極大陸は4つありますね。
  それで、南極大陸を選んでクリックします。「南極観測のホームページ」がありました。これを選んでクリックします。最初に見せた写真が出てきましたね。
 
 子どもたちは、自分のコンピュータに見入っている。
 もう一度、「世界の国」のホームに戻し、

説明2 アイルランド、アメリカ合衆国・・・・ といろんな国が並んでいま    すね。例えば、オーストラリア。4つ出てきましたね。これをクリック    すると・・・ きれいな写真とか出てきましたね。
     これから、みんなに好きな国に旅行に行ってもらいます。
指示3 いろんなところに行って、一番気に入ったところを決めてください。    それをプリントに書いていきなさい。12:10までです。では、始め    なさい。
 
と話し、プリントを配布した。(次ページ参照)
 そして、子どもたちがインターネット検索を始めた。
 教師は、一斉リサーチシステムで、全ての子どものコンピュータを教師用コンピュータ上でチェックしていた。
 そして、「誰だ? 女の人の写真を一生懸命見ている人?」とか言うと、笑いが起こり、「どこにあるの?」とか、子どもたち同士で情報交換が始まったり、教え合いが始まった。
 教師も、ときどき回って、画面の様子を見たり、トラブルが起こっていないか、見ていった。
 終了5分前くらいになっても、「まだ、どこか決めてへん。」と言っている子どもが5人以上いた。これは、やはり、検索時間をもっと保証すべきであることの証明だろう。(短縮期間中(40分授業)だったので、実際に子どもたちがインターネット検索ができたのは、20分程度だった。10分前には終了させたためである。)
 後、「トナカイを調べたい。」という女子がいた。「検索の方法」を教えたが、<ヤフーキッズ>には、「トナカイ」がリンクする項目はなかった。そこで、普通の<ヤフー>にして、「大人用ので調べてあげるね。」と言ってつないだ。しかし、ここにも、その子の求めるものはなかった。
 

「インターネットで世界旅行」の修正追試の部分    「インターネットで世界旅行」で使用するプリント    子どもたちの授業の感想

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