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障害者にとって真実の福祉は、全ての障害者の尊厳が重んじられ、障害のある人もない人も住みなれた地域や家庭で自分らしい生活を安心して過ごすことができる社会の実現である。
このことから、「糸賀一雄記念賞」を中心とした諸事業を実施することにより、今後の福祉の発展と人づくり、意識づくりを図り、障害者やその家族が生涯にわたって安心して生活できる福祉社会の実現に寄与するものとする。 |
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「糸賀一雄記念賞」も第12回を数えることとなり、その実績は国内外に認められ、さらなる発展が期待される。
事業の実施にあたっては、これまで支えてきたさまざまな社会のシステムの見直しが迫られている中、障害者福祉団体、その他関係機関および地域住民各層との緊密な連携を一層強めることが求められている。 |
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このことから、平成20年度についても、これまでの実績と反省のうえに立って、幅広い情報発信と収集に努めるとともに、更なる効率的な運営を追求し、事業の成果を高めるため、次の組織活動を行い、財団運営の健全化とともに機能の充実を図る。 |
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(1) |
理事会(事業計画、収支予算、決算、記念賞受賞者決定等) |
年4回 |
(2) |
監査会 |
年1回 |
(3) |
選考委員会(記念賞受賞者選考) |
年1回 |
(4) |
企画検討委員会(事業の企画検討および記念賞候補者の調査等) |
年4回 |
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平成20年度は、表彰に関する事業を中心に、啓発および研修事業、調査および研究事業等の各種事業を実施する。 |
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(1) |
表彰に関する事業(糸賀一雄記念賞) |
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障害者福祉の分野で顕著な活躍をされている人を表彰することにより、その受賞者の障害者福祉の取り組みから多くを学び、福祉関係者の今後の活動および人づくり、意識づくりに資するとともに、障害者に対する人権意識の高揚を図る。 |
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@第12回糸賀一雄記念賞の募集 |
ア 応募者の対象、資格 |
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日本、東アジア地域、東南アジアおよび西太平洋地域(ただし、オーストラリアおよびニュージーランドを除く。)に居住し、障害者福祉に関する活動実績が高く評価されており、かつ、今後の一層の活躍が期待される個人とする。 |
イ 授賞 |
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2名以内とする。 |
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1名につき賞状および賞金200万円を授与する。 |
ウ 募集期間 |
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平成20年2月1日〜平成20年5月31日 |
エ 募集方法 |
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「第12回糸賀一雄記念賞応募申込書」(様式1-1または様式2)による応募とする。(日本語または英語に限る) |
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自薦、他薦を問わない。ただし、自薦の場合は第三者の推薦書 (様式1−2)を必要とする。 |
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郵送による応募の場合は、募集期間の最終日必着とする。 |
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Emailによる応募も可能とし、期限は募集期間の最終日必着とする。 |
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以前の応募で受賞外となった人の再応募を妨げない。 |
オ 選考方法 |
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受賞者は、推薦のあった応募者(前3回までの応募者を含む)の中から選考委員会が選考し、理事会の議決を得て決定する。 |
A選考委員会 |
日 時 平成20年8月4日(月) |
場 所 滋賀県公館 |
B授賞式等 |
第12回糸賀一雄記念賞授賞式および関連 行事等を開催する。 |
日 時 平成20年11月18日(火) |
場 所 ピアザホール |
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(2) |
関連事業 |
@糸賀一雄記念賞第7回音楽祭 |
日 時 平成20年11月16日(日) |
場 所 栗東芸術文化会館「さきら」 |
A第5回発達障害の人への支援セミナーしが |
日 時 平成20年11月22日(土)・23日(日) |
場 所 草津市サンサンホール |
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(3) |
啓発および研修事業 |
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@財団広報誌の発行(第12号)
第12回糸賀一雄記念賞授賞式および関連事業の内容を主に掲載した広報誌を発
行する。(発行予定年月日:平成21年2月1日) |
Aインターネットによる情報の発信
最新の情報を提供するため、ホームページを随時更新する。 |
B報道機関等の活用(随時)
情報を適時に提供するため、記者発表や資料提供を行う。 |
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(4) |
調査および研究事業 |
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受賞者とのネットワークの構築 |
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受賞者とのネットワークを構築し、アジア太平洋地域および国内の福祉関係者との継続的な交流を行うことにより、将来の記念賞候補者の発掘や福祉関係者に対する研修活動の充実を図る。 |
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(4) |
その他 |
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その他、この財団の目的を達成するために必要な事業を行う。 |
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