経済

2.本気で商業や農業に取り組む人をサポートできる体制を。
〜「汗」と「知恵」にこたえる政治が大切〜
要するに、世代ギャップを埋める商いをしていないのが自営業不振の真の原因です。私自身、自分の店を持ち、商店街の理事長など、さまざまな視点から長年にわたって商業を観察していますが、若い人がきちんと店を継いでいるところは伸びています。早くに父親を亡くしたり、親父さんの意向で早めに息子に店を譲っているところは伸びています。家族そろって一丸となって商売に立ち向かえば変化の時代を乗り切るのも不可能ではないでしょう。私は守山市議会の総合開発観光特別委員会の委員長として、ヨーロッパ諸国、中国、シンガポール・・・・・など、1年に4回以上海外をつぶさに視察、どこが伸びているかをしっかり見てきました。その結果言えるのは「汗」と「知恵」を出しているところが伸びているということです。今の日本は「頭」だけのところが多く、頭脳集団だけ先走っています。とくに「汗」の多い3K(汚い、危険、きつい)作業は外国人にさせています。果たして、これでいいのでしょうか。家族一丸となって本気で商売や農業をする人をきちんとサポートする−政治と行政が担うのはこの部分だと思うのです。

◆経済の具体策
・21世紀に対応する工場誘致
・市発注工事の100%地元商工業者優先策実施
・やる気のある商工業、農業者の補助政策