白内障手術中の見え方
白内障の手術を受けている時に
人の目には何か見えているのでしょか?
ある患者さんが、
その答えの教えてくれました。
手術中は目が見ています
白内障の手術のときの麻酔は…?
眼球の表面に近い部分のみに麻酔をかけます。
つまり、視覚を伝える視神経までは麻酔されません。
したがって……
手術中は目が見えています。
ちょっと怖いですねえ…。
でも
手術風景が見える訳ではなく、手術に用いる顕微鏡の光を眩しく感じるくらいです。
自分でも以前からどんな風に見えるのかなあと思っていました。
ところが…
先日手術を行いました患者様が手術中の見え方をとても分かりやすく説明して下さいました。
患者さんの感動
手術中の彼女の言葉
「まあー、せんせー、こんなキラキラ輝くきれいな模様見たの初めてー」
手術を行っている私の緊張が一瞬緩みました。
「手術が終わったら、これを絵に描くわ」と、彼女。
そうです。教えてくれた患者様は画家さんだったのです。
手術を行った年のクリスマスの日に完成した絵をいただきました。
どんな風に見えたか
2枚の贈り物
2週間後に行った左眼の手術中イメージです。
クリックで両眼のイメージになります。
なぜか、右眼の時より暗い感じ。
2度目となると感動は薄いのでしょうか?
手術後の視力は両眼とも1.2なのですが・・・
人間の目は不思議です。