10月9日(月)のレポート
今回の出撃隊員 Teさん改めTER@KINさん&おぐおぐの2名
今日は、ブルジョワな車の特集です(?)
1. メルセデス・ベンツ
言わずと知れた、ドイツが世界に誇る高級車メーカーです。
そのセダンラインナップの中では最もリーズナブルなのがCクラス。
今回の目的はその新型Cクラスのカタログを収集することでした。
初めてベンツに行くので、さすがに緊張しました。
「まともに、客扱いしてもらえるだろうか?」
「下手したら、叩き出されるかも。」
そんな事を最初は考えていました。
しかし、予想は大外れ。こっちが恐縮する程の腰の低さ!!
どのぐらい低いかというと、僕らみたいな怪しい若造にコーヒーまで
出してくれる歓待(?)ぶり!
ベンツのお店は良いお店です(笑)。
(1) Cクラス
2000cc、2000ccスーパーチャージャー、2600ccをラインナップ
する新型Cクラス。今回お店に置いてあったのは、売約済みの
2000ccスーパーチャージャー車でした。コンプレッサーという奴
ですね。
連結丸目が印象的なフロントマスクですが、基本的な部分はベ
ンツらしい高級感があります。リア側からマフラーが見えないデ
ザインも、最近のドイツでは常識なのだそうです。環境意識の高
い国なので、排気口を下向きにしてクリーンなイメージをアピー
ルするのだとか・・・。まあ、スポーツモデルは別だそうですけど
ね。
そして内装ですが、「高級車」です(笑)。黒を基調にしている
せいか、それほど派手な感じはしません。もっとも、僕自身が
この手の車に興味が無いので、「趣味ではないな・・・。」とは
思いました(笑)。
展示されていた車はシルバーでした。
カタログには7色、実際には11色の色が選べるそうです。しか
し、日本人は8割がこのシルバーを選ぶとか・・・。
そこまで皆、無難な色を選ぶのか!
もうちょっと自分らしさを追及すれば良いのに!!
ちなみにTER@KINさんは「紫」、僕は「薄い青緑」がお気に入り
です。(本国ドイツは緑系が主流だそうですけどね。)
(2) Aクラス
Cクラスの話が終わった時に、Aクラスの試乗を勧められました。
当然答えは、「はい、お願いします!」
というわけで、タナボタ的にAクラスに試乗してきました。
試乗車の詳細
| メーカー |
メルセデス・ベンツ |
| 試乗車 |
Aクラス |
グレード |
A160 |
| ミッション |
5AT |
| 色 |
エンバーレッド |
| 排気量 |
1598cc |
| 駆動方式 |
FF |
Aクラスは視界が良く、3ナンバーサイズの幅なのに運転しやすい
車でした。足まわりも思ったより固めで、ロードインフォメーションを
ちゃんとドライバーに伝えてくれるセッティングになっていました。
しかも、このクラスには稀な5速ATを搭載!その上、スポーツモー
ドまで付いています。もっとも、シフトノブを左右に動かしてギア
チェンジなので、慣れが必要ですけどね(笑)。それと、試乗車
がA160だったので、ややパワー不足でした。A190なら軽快な走
りが味わえるかも知れません。
また、さすがにベンツと言うべきか、後席もちゃんと大人が座れる
スペースがあります。サイズから考えるとスゴイ事です!
・・・しかし、良い事ばかりではありませんでした。
そう、シート位置が高すぎて乗り降りし難いんです!
カタログには「乗り降りしやすい高さ」と書いてあるんですけど、こ
れは子供やお年寄りには絶対辛いですよ!(そりゃ、欧米人の
大人ならちょうど良いでしょうけど・・・。)
そこで、その事を尋ねてみると、「電気自動車化する事を考慮し
て、バッテリーを入れるスペースが作ってあるので、フロアが高
くなっているのです。」との事でした。さすがに先の事まで考えて
いると、その時は思いましたが、これって駄目駄目ですね。
というのは、現在の顧客を無視しているからです。今、この瞬間は
電気自動車ではないのですから、そのフロアの高さは顧客にとっ
て無意味で不快な高さなわけです。これによって得られる利点は
客側には一つもありません。荷室の拡大も走破性の向上もないの
です!・・・カタログにはフロア下のスペースは安全性向上のため
との説明がありましたが、まだこちらの説明の方が納得できます。
もっとも、天下のベンツなら他の方法で安全対策を施せるような
気がしますが・・・。
最後に苦言を述べましたが、これはタウンユースの小型車を考え
た時、絶対譲れないモノが守られていないと考えたからです。他
の見方でこの車を見つめるなら、別に大した問題ではないのかも
しれません。(確かに、このサイズでのスポーツモード5ATは面白
そうですし・・・。)
2. BMW 3シリーズ
新型3シリーズを試乗してきました。
ベンツに引き続き、初めてお店(BMW)に入ったので、緊張しました。
やっぱり僕は「庶民」なんですねぇ(笑)。
BMWはセダンとクーペで完全にボディが違います。
展示されていたのはクーペベースのカブリオレと、セダンが2台。
セダンはスポーツタイプのM-Sportとノーマルタイプが各1台です。
そして、そのノーマルタイプが試乗車でした。
試乗車の詳細
| メーカー |
BMW |
| 試乗車 |
3シリーズ |
グレード |
320i |
| ミッション |
5AT |
| 色 |
チタンシルバー |
| 排気量 |
1990cc |
| 駆動方式 |
FR |
乗りこんで最初に驚いたのは、そのシートでした。そう、座席の調整
が自由自在、傾きや高さまで調整できるのです!これはスゴイ!!
「欧州では車の設計はシートから行う。」そんなセリフを思い出してし
まいました。
そして、ハンドルもエアバック装備なのにホールドし易く好感が持て
ます。
「これがBMWなのか!(ちょっと感動)」
試乗車はノーマルタイプだったのですが、サスペンションは固めでし
た。ロールをあまり感じませんし、ロードインフォメーションもあります。
剛性感も高く、カッチリとまとまった印象がありました。
9月に試乗した「新型インプレッサ」と似ていますね、このフィールは。
もっとも、あんなパワーはありませんけど(笑)。でも、エンジンパワー
は実用上問題無いレベルなので、不満はありませんでした。
ミッションはスポーツモードATですが、318iならMTも選べます。
でも、どうして上のグレードでは選べないの?。ちょっと悲しいです
ねぇ。
また、この車は後輪の空転を防ぐシステムが付いているそうですが、
雪道脱出用に運転席からスイッチ一つで解除できるそうです。この辺
りの配慮はさすがというべきでしょう。
今回はスポーツタイプではなかったのですが、十分スポーティな車で
した。取りあえず、「走る楽しさ」を良く知った人が作った車だと感じま
した。正直、かなりの好印象です。
ちょっと気になったのはサイドブレーキを引く時にセンターボックスに
肘が当たってしまう事ですね。
3. シボレー MW
MWの取扱店は「サターン」です。
「礼を尽くす会社」だと聞いていたのですが、入ったら店員が一人も
いませんでした。
「おいおい、これじゃ無礼を尽くす会社だぞ。」
そう思いながら店内を物色しているとメカマンらしき人が登場!
この人はカタログと「シボレー」のストラッブを僕たちにくれました。
「うん、礼を尽くす会社だ!!」
・・・店の評価なんてそんなモノよ・・・。
さて、本題のMWですが、これはフロントにシボレーマークを付けた
「ワゴンRワイド」です(笑)。
洒落でも比喩でもなく「ワゴンRワイド」です。
そう100台限定で、シボレーブランドの小型車が売れるかどうかを
テストするために販売した車なのです。
だから実車はそのまんま「ワゴンRワイド」です。
以上!!
ちなみに、この店の向かい側は「スズキ」のディーラーでした。
やるな「サターン」!
4. ジャガー Sタイプ
ジャガー、それは英国が誇る高級車ブランド。
巷に溢れつつある「ベンツ」「BMW」と比べて、まだまだ接する機会
の少ない車です。
この日はもうハイになっていたので、勢いだけで行って来ました。
しかも、試乗まで・・・!!
試乗車の詳細
| メーカー |
ジャガー |
| 試乗車 |
Sタイプ |
グレード |
3.0 V6 |
| ミッション |
5AT |
| 色 |
青(サファイア?) |
| 排気量 |
2967cc |
| 駆動方式 |
FR |
ジャガーと聞くとセダンのXJ系かクーペのXK系が有名です。だから、
僕はSタイプという車は良く知りませんでした。
Sタイプはジャガーで最もリーズナブルなセダンだそうです。それでも、
500万円以上はしますが・・・。でも、これなら国産高級車と渡り合え
る値段ですよね。
だから、「庶民」にも買える車だと店の人が言っておられました。そう、
価格的には安いはず・・・というわけです。問題は「敷居」が高いとい
うイメージだそうですが、店の人が「庶民」なんて発言している限り、
「敷居」は下がらないと思いますよ。いくらコーヒーを出しても、それで
は駄目でしょう。
さて、実車の方ですが、外観は「ジャガー」っぽくない車でした。
洗練されたスタイルというより、個性的でレトロな印象があります。
悪くないと思いました。
内装は、アイボリーを基調とした豪華なモノ。ウッドパネルと合間っ
て上品な印象を与えてくれます。・・・もっとも僕は相変わらず「趣味
じゃないな。」と思っていましたが(笑)。
驚いたのはサスペンションの味付けです。これだけの高級車なのに、
路面のギャップがわかるのです!ちゃんとロードインフォメーションが
あるわけです。そう、荒れた路面などで、ドライバーに危険予知をさ
せるための配慮なわけです。その証拠に大き目のギャップでも不快
なレベルの振動はありませんでした。大きすぎる振動は緩和し、一定
レベル以上の振動が居室に伝わらないようになっているわけです。
すごいぞ、ジャガー!
また、静粛性の高さも見事でした。室内ではクーラーの音しかしない
のですから!
意外な事に、快適なだけでなく運転もし易い車でした。大きい車体も
苦になる事はありません。エンジンもパワーがありますしね。
そのエンジンも新型のため、昔からの伝統だった「故障」も、今はほと
んどないそうです(笑)。まあ、現代車なのだから当然ですが・・・。
正直、あまりの高級車ぶりに試乗中はビビリまくっていましたが、後
から考えてみると、本国の英国ではこのSタイプよりインプレッサの方
が高価なんですよね。
「なんだ、その程度の車だったのか。」
かなり違うような気がしますが、帰りにはそう考えていました(笑)。
5. まとめ
本当は、新型セルシオも見に行く予定だったのですが、時間的な
余裕がなかったため見送りとなりました。
うーん、日本と欧州の高級車に対する思想の違いを見る良い機会
だったのですが・・・。さすがに「閉店時間」には勝てませんからねぇ
(笑)。
しかし、欧州車がドライバーを一番に考える車作りをしている事はわ
かりました。ベンツもBMWもジャガーも、快適性だけを追求するの
ではなく、運転のし易さとの調和を考えている事には感銘を覚えまし
た。
(特に、BMW3シリーズの「走る楽しさ」は印象的ですね。)
合計価格1000万円オーバーの試乗は、なかなか楽しかったです。

