ほっこらむ「北湖論」

北湖さんが日々アイドルに関して研究していることをコラムにしています。
北湖さんの独自の世界で語ります。
切り口の変わった北湖さんの考えにご注目ください。


Vol.1
不況の時はアイドルが流行る?

現在不景気である、でもアイドル人気は完全に復活したと言えますな。昔、「アイドル冬の時代」といわれる時期があった。その時はバブルの絶頂期であった。さて、となるとどうしたらこの法則が成り立つのか考えてみましょう。
どうやら不景気になると地方局は自分の局で番組を制作することが少なくなるようですな。現在私の住む関西圏でもかなり昔に比べて深夜番組が東京からのたれ流しが多いですな。他もそうなのですが。
アイドルの番組っていうのはえてして関東のローカルもしくは流せる地域のみまで、と言うのが多いですな。そのせいかもちろん露出の多い少ないは知名度にかかわってきますなあ。チェキッ娘。があまり売れなかったのはフジテレビのみの関東ローカルだったからかもしれません。関西ではフジの夕方ワイドはおニャン子の出ていた「夕焼けニャンニャン」以降流れてません。乙女塾出身のグループが売れ始めたのも番組が終わって以降だし。ウラリンギャルは論外(笑)
アイドル冬の時代には関西発の番組が強かったです。ダウンタウンもこの頃東京に行き来したころでした。お笑いも景気に左右されるようで景気がよいと関西、景気が悪いと関東の人が売れるようです。要は景気がよいと何でも地方自主制作、景気が悪いとなんでも関東頼りになるということです。
アイドルファンには景気の悪いほうがいいのかな?でもお金のある時期にアイドルをじっくり追うのもいいでしょうな。
テレビ局はアイドルを使うのが「捨て」の番組にならないように面白い番組を作ってくださいと願います。


VOL.2
市井紗耶香脱退に思う

まずはこの文章を書くのにもう武道館のライブビデオが出てから書いてる遅さにおわび。
市井紗耶香は2000年5月21日にモーニング娘。を卒業した。そのコンサートについてはライブの方で書きます。
大体アイドルの場合は武道館ライブというのがステータスになることが多く、多くのアイドルはここを境に落ちてゆくことが傾向でありますな。まあ、すぴぃどの場合は元々の人気のおかげで武道館ライブが1度も無かったのでここは例外ですな。なんせドームがうまっちゃうんだから。
そう考えると今、娘。も過渡期と考えてよいのだろうか。とはいえまだ可能性があるだけにそうは思えないのだが。新加入で4人入ったのだが元々つんく氏の理想は10人らしかった。で11人になった娘。でもそれはわずか1月ぐらいのことでしたなあ。その理由に「すでに脱退の予定があって3人のとこ4人追加にしたのではないか?」ってよく言われる。そう考えてもおかしくないかな。
何故脱退しなきゃいけないのか?と思うふしは多い。結構娘。の場合は脱退に暗いイメージが無い。福田は学業の為。石黒は服飾への夢の為(とはいえ実際結婚、妊娠でそっちの理由の方が強いだろう)ってのだった。
で、市井の場合はアーティストになる為。である。今のままではダメなのか?って疑問も少しある。モーニング娘。ではダメなのか?何かそう聞くと「今のモーニング娘。の音楽は軽い」と否定しているようで。英語も覚えたいらしいってのもあるらしいが。英会話を覚えるという理由で芸能界やめた人もいないわけでもないし。とはいえ、色々事情があるような気もします。
市井さんはどっちかというとアーティストより女優の方が成功しそうだと思うんですがなあ。演技力あるし。もしアーティストがダメでもミュージカル女優とかになればいかがかな?と思います。本当のアーティストへの脱皮は難しいなあと思うので。ただ思うことは・・・娘。が存続してる間に姿を見せてほしいなあという期待だけです。市井紗耶香に幸あれ!


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