カツミ・SLシリーズC62未塗装キットを加工する(その1)
以前に、ヤフーのオークションで入手した、カツミSLシリーズ未塗装キットのC62。
汽車会社仕様に改造する為のパーツもほぼ同時期に手に入り、安心した(?)のか、
足回りだけ組み立ててその後ほったらかしでしたが、め次郎さんの汽車会社仕様に触発されて(?)
一気に残りの作業に取り掛かる事となりました。当初はC59の先輪を持つ48号機にする予定でしたが、
写真集を眺めているうちに気移りし、相撲力士みたいな風貌の46号機を製作する事に大決定。
「女男の心変わりは恐ろしいのぉ〜!!」(by・「北斗の拳」のシン)
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ひととおりのパーツ取り付けが終わった状態。 あとは発電機まわりのパイピングを施せば 生地完成と相成ります。 山陽型と比べて、煙室戸にシンダ除けエプロンが 付いていないだけで、かなり印象が違います。 どちらが好みかは意見が分かれる所でしょう。 しかし前から見た時の迫力という点では、やはり このエプロン無しに軍配が上がるでしょうね。 |
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SLシリーズ初期製品の特徴として、動輪が 黒染めされているという点が挙げられます。 しかし先輪従輪はメッキのままだったので 当時はかなり不評で、しばらくして動輪も 普通のメッキ仕上げになりました。 キットのものと交換した汽車会社仕様のドームと 給水温め器カバーはロスト一体の豪華?パーツ。 |
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今回は発電機まわりのパイピングもちょっと頑張ってみました。 (と、言ってもこの程度ですが・・・) 46号機に関しては、手持ちの資料が少ないので、 この辺りは想像でまとめています。 どーせ走りゃーわかりゃあしねーんだよ(ヤケクソ)。 あ・・・安全弁台座を(汽車製仕様に)四角く直すの忘れてた・・・・・ |
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汽車製C62の特徴の一つである、前後対称のドーム。金岡工房製のロストパーツです。 ちょっと小振り過ぎるのでは・・・こんなもんなのでしょうか? でもリベットや頭頂部のポッチン(?)や砂箱蓋も付いているのでディテールは充分。 汽笛もニワの出来のいいヤツが欲しかったのですが・・・生憎、品切れ。 しゃあないので珊瑚の挽き物パーツで我慢、我慢。 (ニワ製の方が、汽笛引き棒を通す穴が開いているので引き棒の強度が保てるのです) |
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テンダー妻面にも一応、ひととおりのディテールを付けました。 テンダーライトと標識灯の配線も真鍮線のイモ付けで「それらしく」表現。 排水管も付けてみました。これらのディテールも46号機の資料が手元に 無かったので47号機のものを参考にした部分が有ります。 ・・・いーじゃねーかよ、どーせ走っちまえばわかりゃーしねーんだよ! ・・・あ、テンダーステップを交換するの忘れてた・・・・・ |