二段ベットで、冷えていた症例を考察してみました。
小学生 男性、双子のお兄ちゃん
足腰が痛い、左の踵が特に痛くスポ小のテニスが出来ない。
左仙腸関節、背中の骨5番、仙骨のずれ
肩甲骨周辺が硬直して左に首が回しにくい、足筋肉も硬直。
冷えによる症状と判断。筋肉調整後、関節を調整。
2回目には、症状は改善。
二段ベットの下段で、背面側が冷えていたようです。
ベットや床に寝てせなか側が冷えた時は、
肩甲骨、臀部(でんぶ)、ふくらはぎ(ひらめ筋)の周辺が硬直しているように触診されます。
さらに長い期間冷えている場合は、脂肪組織が入り込むためか、ゼリーの様な感触があることもあります。
二段ベットは、 高さに制約があるので寝板が薄く、さらに、マットも薄くなり保温力が低くなりがちです。
また、空間を稼ぐために、下段は床に対して低くなり冷えやすくなります。
二段ベットの下段は、平ベットに比べても冷えやすい条件がそろっていると考えられます。
測定条件
2008年2月中旬。
4.5畳間の壁面から50センチ。
窓から1.5メートル離して測定。
上段より下段の温度が1度ほど低く測定されました。
二段ベットを窓際に配置するような条件ではもっと差が出る可能性も考えられます。
二段ベットの、下段は長男さんが多いためか、「お兄ちゃんからカゼをひく」とか「お兄ちゃんはよく病気する」などと言われるのは、夜間の冷えも影響していると考えられます。
二段ベットでは、下段の冷えに注意しましょう。