農作業でネック クーラーを使って、首が回せない患者さんを考察してみました。
50歳代、女性、事務仕事、畑仕事
畑でネッククーラーを使っていたら、首が回らなくなって肩から腕にかけて、しびれた感じがする。
うつむき時に、右足が短く、骨盤を調整。
首を診ると、首の5番と背中の1番が、ずれているのと周辺が柔らかく腫れた感じ、2方向に分けて調整。
首の1番、腰の1番も調整。
肩から腕、首の筋肉を調整し、帰りには首が回りしびれ感もない。
8月末にセールでお得に買ったようです。
9月も暑かったので、何度も使用できたようです。
畑仕事では、体が動くので、ネッククーラーの重量が、背骨に衝撃を何度も加え関節にダメージを与えてしまうようです。
首から下げた、カメラのベルトで、痛めた症例もあります。
メルマガ 1067号畑作業では、肩や首を動かすことで、首へ打撃が加わります。
このネッククーラーは、幅が広くなっています。
首2番や7番、背中1番にひっかかり、ズレを生じさせたと考えられます。
患者さんは、登山をする時に、カメラを首に下げていました。
途中で、首が痛くなったと、話された事がありました。
登山中に、カメラが上下に揺れて衝撃力が首に加わり、
首の骨をズラしたり、筋肉や皮膚にダメージを与えてしまうと思われます。
カメラベルトを首にかけて張り、手ブレを防ぐときがありますが、
静圧なので衝撃力はなく、時間も短いので、問題はないと思われます。
首は、後方から特にダメージを受けやすいので、やさしくしましょう