パソコン作業で、ひざかけを使い、肩痛・腰痛の症例です。
60才代、女性、事務パソコン仕事、年に数回来院。
雪かきと正月疲れで、肩と腰が痛くなったので診てほしい。
うつむき時に左足が短く、骨盤を調整。
腰の骨5番、首の骨1番、背中の骨3番5番調整。
肩と、腰の筋肉が筋張っていたので、筋肉調整。
帰りには、スッキリ、肩腰を動かしても大丈夫。
雪かきと正月疲れではない、いつもと違う、腰の骨5番、背中の骨5番のズレ
さらに、筋張っている筋肉のお話をしていました。
すると
事務所が寒いので、ひざ掛けと電気ストーブを使っています。
そのため、椅子から下半身が動くことなく、上半身無理な姿勢で、2台めのディスプレーを見たり、電話応対、書類取り、ゴミ捨てしているのに気が付きました。
気をつけようと納得して、帰られました。
普段は、正面から、右のパソコンへ換わるときに、椅子を回転させて、姿勢をそのままで作業できています。
椅子を回さず、体は肩まで固定されて首だけを回しています。
そのため、首の細かい回転運動が頻繁になり、板状筋や短背筋群が、疲労硬直したと考えられます。
足は動いていませんが、右を向くことで、右足に体重が加わります。
そのため大腰筋、腰椎5番に負担がかかって腰痛が出たと考えられます。
ひざかけをしても、体を動かして、作業しましょう。