片足立ち体操で腰痛になった症例です。
70歳代、女性、主婦
11年前に、膝痛が改善してから、腰痛・肩こりで時々来院。
今回は、片足立ち体操を3日間していたら、腰が痛くなってきた。
大腰筋、腰方形筋が、異常に硬直。
腰の骨1番3番調整。低周波、筋肉調整を施療。
帰りには、問題ない程度に、改善。
ご近所さんで、流行っているようです。
足腰を体操で丈夫にしようと無理してしまったようです。
早めに来院されてので、すぐ回復しました。
このように患者さんから、教えてもらうことも多いですね。
重心を保つために、体は左へ移動しています。
骨盤は、水平を保って、股関節が、動いています。
大腰筋は、足を上げる筋肉です。
硬直していたことから、やり過ぎで、筋肉痛を引き起こしていたと考えられます。
また大腰筋は、腰の骨5番から1番までの肋骨突起に付いています。
そのため、持続的な力が加わり、腰の骨1番にズレが生じたと考えられます。
腰方形筋は、腰の骨1番から3番の肋骨突起に付いています。
足を上げた時に、骨盤の水平を保とうと持続的な力が加わり、腰の骨3番にズレが生じたと考えられます。
体操は、無理のない程度の運動にしましょう