カイロで健康

椅子に腰枕

椅子に腰枕を使って腰痛を引き起こした症例を考察してみました。

椅子に腰枕をすると不安定

■はじめに
60才台、男性、営業、年に数回来院
最近、右足のお尻が、引き連れるように痛い。

・症状と結果
うつむき時、右足が7mm短く、骨盤を調整。
お尻の中央、仙骨が、右に捻じれているので調整。
腰の骨1番、首の骨1番を調整。
右の殿筋が特に硬直しているので、足全体を調整。
様子見て電話してください。

9日後、3日目ぐらいから、また同じように痛みが出てきた。
うつむき時、右足は、5mm短く改善しているが、骨盤を調整。
あれ
お尻の中央、仙骨が、右に捻じれている。
右の殿筋が硬直している。
同じような状態に戻っている。

話していると、冬になってから、温風ヒーターの前で、椅子に腰かけて、腰枕を入れて姿勢に気を付けている。
どうも、腰枕が良くないようです。


お尻を上げて、立った姿勢に近づける

・あとがき
腰枕を買ったら、姿勢がシャンとして楽な気がするそうです。
男性なので、骨盤が狭く、仙骨への影響は少ないように思いますが、姿勢がシャンとすることから、腰の骨(腰椎)の傾きで仙骨が、ズレたと考えられる症例でした。

メルマガ886号

腰枕で仙骨、腸骨が押される

椅子に腰枕を置きます。
腰枕は、お尻の中央の仙骨と、骨盤の後ろ腸骨を前に押さえます。
仙骨と腸骨の接続部、仙腸関節は、回転する力を受けます。
さらに姿勢をよくすることで、体の重量が、腰の骨から加わり、回転する力を強め、仙腸関節にズレが生じたと考えられます。

同じように、毛糸のあみ玉、自動車のランバーサポート、で同じような症例があります。


楽な姿勢は、体を動かす筋肉には負荷が少ないので、痛みは出ません。
しかし姿勢を保つ姿勢筋は、しばらく無理な力が加わっても痛みを出しませんが、持続的な限界を超えると痛みが出てしまいます。
楽な姿勢、立ったようなシャンとした姿勢でも、腰痛を生じてしまう症例でした。

楽な姿勢でも、時々、体勢を変えるように気をつけましょう
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