車の運転席にゴミ箱を付けて、膝関節の動きが悪くなっていた症例を考察してみました。
70歳代、男性、年に数回来院。
旅行で、長距離を運転して無理したのか、右肩が痛い。
首の骨5番が、大きなズレ、背中の3番5番も調整。
肩と首、腕の筋肉を調整し筋肉が柔らかくなったのを確認。
全体を診たところ、左膝が内側にねじれている、痛みは無いが動きが悪い、調整すると、ガクッと言う音と共に動きが回復。
家族のお話では、運転席の左足下に、ゴミ箱を取り付けたようです。
早々、場所を移動させたそうです。
膝が悪くなる前に、対応がとれた、症例でした。
ゴミ箱を付けると、やはり、無意識のうちに膝を内側に曲げてしまいます。
それに伴って、右足も少し開き気味になっています。
オートマチック車は、左足は動かす必要がなくなったので、足元左にゴミ箱などを付けようとしまいます。
足は、少しよけるだけで、運転には差し支えがないので気になりません。
しかし、膝だけが内に向き、足がくの字になり、膝関節に無理が加わります。
長時間運転で膝関節が、固着し動きが悪くなってしまう考えられます。
運転席の足元は、広く、安全運転