カイロで健康

続・開脚体操

開脚体操で腰痛になった症例を追加考察してみました。
無理な開脚で腰痛

■はじめに
50歳代、女性、立ち仕事、年に1、2回来院。
テレビの開脚体操をがんばってしていたら、股関節が痛くなり
次に腰と背中が痛くなってきて、靴下が履けなくなってきた。
・症状と結果
定番の仙腸関節、梨状筋、内転筋を調整。
加えて、腰椎1番、5番の大きなズレを調整。
筋肉を調整して、帰りには、足腰も楽になり、足も上がる。


左右の前屈で腰痛

・あとがき

なぜ、腰椎が大きくずれたのか、お話ししていると。
前屈が、しにくく、自分でも硬いと自覚していました。
なんとか、曲げようと努力していました。
あまり曲がらないので、左右に曲げると少し曲がった感じがします。
そのため、左右にグイグイ曲げていたようです。
曲げる旋回力が腰椎1番5番に集中してかかってズレが生じたと考えられます。
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腰椎1番・5番

定番は
仙腸関節・梨状筋・内転筋です。

腰椎は、ほとんど回転することができない構造です。
そのため、開脚で床に下半身が固定された状態で、左右に体を曲げると、腰椎の端である1番と5番に大きな力がかかりズレが生じてしまうと考えられます。

自分の硬さにあわせて、できる範囲で無理しないようにしましょう。
カイロで健康 「臨床」