カイロで健康

足底板
骨折跡(1)

足の骨折が、腰痛の原因で、足底板を使用した症例を考察してみました。

足の骨折で可動域低下

●はじめに

30才代、男性、事務、趣味にゴルフ
慢性腰痛で4ヶ月前から痛みが強くなってきた
左足骨折10年前

・症状と結果

腰の骨5番、腰の骨左湾曲、
特徴的には、足の舟状骨骨折痕、ショパール関節の動きが減少
腰の骨、足関節、膝関節を調整。足底板を使用(両足のかかとに1mm)
2回目、腰痛は改善、ゴルフの練習も違和感改善。腰の骨湾曲が消失

・あとがき

左足の骨折は、粉砕骨折だったようで、本人さんも違和感を感じていたそうです。
足底板で足先を少しさげることで、関節に動きを出すことで、腰への負担も減ったと考えられます。

メルマガ460号

中敷きの状態

・足底板の選択

5mm 上方への動きは良い。かかとや腰に違和感がある。
3mm 上方への動きはある。かかとにやや違和感がある。
1mm 上方の動きはまだある。違和感も感じないので1mmを右足全面、左足はかかとの部位だけ使用することにしました。

・患者さんの感覚として、

足底板使用していると、使用しているか感じない(違和感がない)
その後、普段に戻すと、違和感を感じるようです。

足の裏は、髪の毛1本でも感じることができますので、1mmの調整は、感覚としては、大きいのでしょう。
人間の持つ繊細な感覚には、おどろかされた、特殊な症例でした。

骨折は後のフォローが大切です。
カイロの関節調整と可動域チェックをおすすめします。

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