せきが続いたため、腰痛になる患者さんがあります。
2005年夏カゼで多く来院されましたので考察してみました。
せきをすると、横隔膜が、上に上がります。
補助する、腹部や背部、腰部の筋肉も緊張します。
関連する筋肉が、筋肉痛になります。
せきによって、腰の骨がずれてしまうことがあります。
このばあい、腰の骨を調整しないと、痛みがなかなか、引いていきません。
横隔膜の筋肉は、腰の骨まで伸びていて
左側は、腰の骨1番から3番。
右側は、腰の骨1番から4番。に着いています。
せきをすると、付着した腰の骨を引っ張ります。(左図、黄色)
ずれやすいのは、背中の骨12番と腰の骨1番間・腰の骨3番4番間・腰の骨4番5番間・です。
特徴的なのは、腰の骨4番は右側のみ引っ張られるため旋回します。
アレルギーで、慢性的にせきをしている患者さんは、
腰の骨1番から4番まで、前に引っ張られてもいいように、体が順応したためか、後湾(背中側に飛び出している)が診られることもあります。
せきが続いたあとは、カイロプラクティックがお役にたてます。