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自習がが終わった後も死に神さんはイライラしていて怒ってた。お昼休みが終わっても、帰りの会が終わっても怒ってた。 電線に乗って空を眺めてたら、死に神さんにカマで頭をこづかれました。やっぱりまだ怒ってる。 「何とも思わないの？」 「何が？」 「学校の連中よ。くじ引きで決める事なの？」 「ジャイケンなら良かった？それとも民主的に多数決？」 「そう言う事を言ってるんじゃない」 「何も思わない。そうなってるって、死に神さんが教えてくれたんじゃない？」 死に神さんは何か言おうとして、プイと目をそらした。 「死に神さん、いい人ね」 「…うるさい」 そう言って、死に神さんはそっぽを向いたままだった。 |