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体力の消耗を避けるため１時間目に１０分の小休憩、２時間目に２０分の中休憩のローテーションで休憩を取る。 休憩時間を使って、それまでの行動を反芻し、次の行動を考える。 考えながら服装の乱れを直し、付近の状況の観察もする。 中休憩の時に方位をはかる。 １ｍほどの棒を地面に突き立てて、影の先端に小石を置く。 そしてまた影の先端に小石を置く。小石と小石を直線で結ぶと東西線が出来る。 最初の小石に左足、次の小石は右足。 それぞれ石の後ろにつま先を置くと、前が北。 これを１０時位、１２時位、１５時位、１７時の中休憩にして、方位を確認する。 地図はない。自分の位置も分からない。 だけど、同じ場所をぐるぐる回っていないか確認するためと、何より不安をぬぐうために取りあえず確認した。
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