「鮭児の時知らずタン」 第17話
時知らずタンは歯を食いしばって走りました。でも、お姉さんに叩かれたほっぺが痛くて、上手く走れませんでした。
時知らずタンはお姉さんが自分を叩いた理由が、痛いほどよく分かりました。だから、一心不乱に走りました。でも、ほっぺたが痛くて上手く走れませんでした。息が続かなくて、走るのを止めました。群れのみんながどんどん離れていきます。
「口が痛くて上手く走れない…」
群れのみんなを見送って、時知らずタンは来た道を引き返しました。
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