大津絵アートギャラリー
このコーナーでは四代目高橋松山先生の御協力により、大津絵の代表的な作品をご紹介します。

大津絵の由来
東海道五十三次の内にも名に高き、大津逢坂の関のほとりに居を構へ、往き交ふ旅路の客に自由放胆な筆法を以て、絵を描き売り乍渡世せしものあり。この絵こそ世に名高き大津絵と云ふものなり。
観る人をして、力強い線と単調な色彩諷逸洒脱な描法の中に古典的な味わい多分にあり、今日の如く郷土芸術としてもてはやさるるに至りしなり。画工の名を又平と呼び、今より凡そ三百五十余年の昔の事なり。
元禄四年、近江粟津の幻住庵に隠遁せし芭蕉が「大津絵の筆の始めは何仏」と詠みしやうに、かの絵は仏画より始まり、現在の如く人物、風刺を描き始めしは、ずっと後の世の事なり。古来から禁厭の符になること妙なりとして各家に愛蔵されしものなり。
大津絵の店
520 大津市三井寺町5−4
TEL 0775-24-5656
FAX 0775-24-5753
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