diary
9/20(木)羽根のない翼でも。
若し願いがかなうなら。
9/2(火)アキオへ。
それはいつものような一日だった。
学校での苦行を終え、家に帰って鞄を下ろし僕は椅子に腰掛けた。
参考書を開くわけでもなく、ただ椅子に腰掛け、しばし目を閉じて疲れを癒す。
何かが足りない。
そう、足りないんだ。僕はそれを思い出して、椅子ごと体を回転させる。
目の前にはCDプレーヤー。
足りないもの。そう、それは先週買ったアニメ版シスタープリンセス・オリジナルサウンドトラックだ。
もはや僕は一日に一回このCDを聞かないと体調がおかしくなってしまう。
いや、一回…それ以上か。
朝、目覚まし代わりに一回。登校前に一回。帰宅後に一回。夕食後に一回。寝る前に一回。
正直まだ足りないくらいだが。
とにかく、今この時間はこのCDを聞かねばならない。
そう強く思った僕はラックからそのCDを取り出し丁寧に指先だけでディスクをつまみ出した。
「っと…」
しまった。ディスクを床に落としてしまった。何たる失態。
あとで柔らかい布で丁寧に丁寧に丁寧に丁寧に丁寧に丁寧にふかなくては。
「あとで綺麗にしてあげるからねー、僕の可愛い可愛い妹たち」
もはやここまでくると病気だが、そんなことはこの際気にしてはいけない。
何かを得るというのは何かを捨てるということなのだ。
とにかく、僕はディスクを拾おうとキャスター付の椅子に座ったまま体を動かした。
ぱきっ
ほああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
音が聞こえた方にあったのは、椅子のキャスターによって見るも無残に砕かれたディスクだった。
・・・
・・・・・・頬を伝うのは一筋の涙。
・・・・・・・・・・・
そのとき、心の中に大きな穴があいた。
僕は、全てを失った。
目の前が真っ黒に染まり、絶望の彩られた意識はその闇の中へと静かに溶けていった。
……
その数秒後に鬼のような速度でCD屋に自転車を飛ばし、新しくもう一枚購入したことは言うまでも無い。
CD屋にたった一枚残っていたCDを見たときは感動の涙を流しそうになったことも付け加えておく。
そうして僕は本当の幸せを手に入れたのだった。
何か文句ある?
9/2(日)
大悪司忘れてた。
でもプレイするのは全てが終わってからだろうなぁ。
ランス系のゲームだろうから、やっぱりやり込みたいし。むぅ。
TADA氏が関わってるからには是非とも良いゲームにしていただきたい。
9/1(土)航風に
ってなわけで短かった夏休みも終わり、その間満足できる勉強ができたかというと微妙なところ。
盆過ぎから明らかにペースダウンしてたし……正直、かなりの後悔が胸を満たしております。
まぁ、そもそも100%勉強に集中できる人はエロゲなんて買わないですよネ!(爆笑)
ってなわけで、切羽詰ってきたのでやっぱり九月以降は娯楽系は抑えていきたいところ。
さすがに新作エロゲも買うのを控えなくてはなりません。
購入計画を立てて冷静にいきましょう。
9月/未来にキスを、Trois
10月/Helllo,world、罪悪感、ANGEL TYPE、グリーン・グリーン
11月/螺旋回廊2
冬/マブラブ(仮)
計八本。
……
そんな馬鹿な。