物件購入時
これならできる「管理費削減」


まず気持ちを落ち着けて

 憧れのマイホームを手に入れて、新生活が始まりました。しかし、高まった気持ちを落ち着けてみてください。

@マンション購入時
 例えば、中古マンションを購入したケースを考えてみます。
 中古マンションには、不動産売買の流通市場があります。欧米に比べ新築指向が強い日本では、中古市場の物件が少なく、価格がややブレる傾向にありますが、そこは市場経済ですので、一応公正な価格が付けられることになります。
 ちなみに実例としては、先日、マンションのある一室が競売に出されました。築6年の競売落札価格は1330万円、それに簡単な模様替えをして売り出された価格は1980万円。6年前の定価は、5000万円となっています。
 最近では、返済を考えずに借入可能な金額を優先したローンを組んだ結果、競売にかけられ、せっかくのマイホームを失うケースも聞きます。

A住宅ローン設定時
 今の低金利は、以前の高金利を思えば確かに魅力的です。
(1)銀行への貸付金利(定期預金)=年0.03%
(2)企業が銀行から借りる金利=年1.621%
(3)金融機関から借りる金利
 (当初10年固定型)
 ・住宅金融公庫=年2.9%
 ・東京三菱銀行=年3.7%
 (全期間固定型)
 ・三井住友銀行=年3.43%

 購入時・住宅ローンについては、返済すれば終わりです。しかし、次の項目はそのマンションに住んでいる間中、もしかしたら、死んだ後もずっとつきまとうような大問題です。

B管理費
 ローンとは別に、「管理費」が私たちの銀行口座から毎月自動的に引き落とされています。一体これは何なのでしょうか。
 「その明細は?」「そして、その根拠は?」。とことん突き詰めて、よく検討してみてください。
 多くの居住者にとって管理費の内容は、全然知らないわけではないはずです。金額についてもこんなものかなと、あまり疑いも持っていないことでしょう。
 しかし、本当にその値段でよいのでしょうか。
 管理会社についても、マンションを買う前から決まっていましたが、誰がこの会社に決めたのでしょうか。また、どのような基準で決めたのでしょう。私たちのマンションなのに、私たちが決めなくていいのでしょうか。
 管理会社に何をしてもらっているか、具体的に知っていますか。管理員や清掃員さんの勤務日数と勤務時間を知っていますか。


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