アトピ―性皮膚炎について
アトピー性皮膚炎は生後4か月ごろから顔や首のまわり、耳などに赤いぶつぶつができ、ジクジクします。
乳児湿疹がなかなか消えなくてアトピー性皮膚炎かはっきりしない場合もあります。徐々に 手足に広がり全身がカサカサとなります。ひじやひざの裏側に治りにくい湿疹ができるのも特徴です。
成長とともに自然に軽くなりほとんど治ってしまうことも多いですが、経過が長く大人になってもなかなかよくならない人も増えてきました。
原因はまだ明らかではありませんが遺伝性にアレルギーを起こしやすい人、皮膚の乾燥とバリアー機能の低下のある人にダニやハウスダスト、食べ物などがアレルゲンとなり起こると考えられています。
アレルゲンが特定できないこともあり、また精神的なストレスや疲れなどから症状が悪化することもあります。
アトピー性皮膚炎の方や子供さんがアトピー性皮膚炎のお母さんは大変苦しい思いをされていることでしょう。
当院では患者さまのお話、ご希望を聞きながら治療を行っております。つらいアトピー性皮膚炎と一緒に向き合って、あせらずにケアしていきましょう。