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さあ、脂肪を減らして筋肉をつけましょう!

体重を減らすのには食べ過ぎていた食事量を減らすことが一番ですが
闇雲に減らしては筋肉が減ったり骨密度が下がったりします。貧血にもなりますね。
そこで、筋肉をなるべく減らさずに
体脂肪を減らすためには・・運動が効果的です。
体重を変えないで体脂肪を減らし筋肉を増やしたい人にも有効なのです。
ここでは、簡単な運動を紹介します。でもね、自治体とかに問い合わせてみてください。
体力検査をしたその結果から運動処方をしてくれたり、栄養指導と併せて運動の仕方を
指導してくれる健康コースもあったりします。むやみに運動するのもいけません。
できれば、よい指導のもとで定期的に続けられる運動を見つけるといいですね。(^^)

運動前にチェックしましょう!

  • 熱はありませんか?
  • だるくはありませんか?
  • 昨夜の睡眠は十分とれましたか?
  • 食欲はありますか?
  • 下痢はしていませんか?
  • 頭痛や胸の痛みはありませんか?
  • 関節の痛みはありませんか?
  • 過労はありませんか?
  • 前回の運動の疲れは残ってはいませんか?
  • 運動する意欲がありますか?

これらの症状があるときにはあまり無理をしないでください。
せっかくの運動の効果も逆効果になったりしますし、長続き
するには「無理しない」がいいのですから(^−^)


体脂肪を下げるには・・

有酸素運動 運動中の体脂肪をよく燃焼させます。
呼吸が苦しくない程度の強さで運動するときにもっとも
脂質の利用の効率がいい
そうです。
体はまず、からだのなかの「糖質」からエネルギー源と
して使用するそうです。つぎに、体脂肪をエネルギーと
して使うので食べ物からとった等質を燃焼しきらないと
体脂肪は増加する
ということになるわけです。
筋力トレーニング 日常生活の中で一番エネルギーを使う組織の一つです。
(だいたい、全体の4割弱です)
もう、わかりましたね。(^^)筋肉量が増えると基礎代謝が
高まって使われないで残ってしまうエネルギーが少なくなり
体脂肪の減少にやくにたつんだそうです。
ストレッチ 運動前にストレッチをやって筋肉や腱等を柔軟にしておく
ことは怪我を防止する
そうです。また、気持ちも筋肉も
リラックスさせ疲労回復にも役立つそうです。
楽しく運動を続けるためには大切なプロセス、ということです。

どんなことすればいいの?と言う方、こんなこと、ですよ(^^)


エアロビクス
★安全にしかも効果的に行うためには
 少しずつ体を運動に慣らしていくこと
 が基本。自分の最大の力の40%
 強さで10分間行うことからGO!
 「呼吸が楽」と感じる程度

★なれてきたらスピードを上げないで
 運動継続時間を長
くしていきます。

★週2〜3回のペースで継続すると
 効果が現れるそうです

鼻から吸って口から吐く呼吸で。
水泳水中ウォーク

ウォーキング

エアロバイク

ジョギング等

筋力トレーニング
★筋力トレーニングといっても、むきムキ
 になるほどやるのではなく普段使わない
 筋肉を中心に強く「しまってるけれど、
 太くならない」ように鍛えるそうです。
最大の力の40〜60%位の強度
 十分。運動を10〜30回繰り返したとき
 これ以上はちょっと・・という所までです。
「らくだなあ」と感じるようになったら
 回数を少し増やして。スピードはあくま
 でも、ゆっくり、やや遅め
くらいに調整を。
筋肉痛は「強すぎる運動」の信号
 次のトレーニングから回数を減らして。
一日やったら一日休む、というペース
 やると、効果的だそうです。
ダンベル体操

腕立て伏せ
腹筋・背筋

スクワット等。

アスレチック
ジムへいって
ちゃんと
トレーナーの
指示に従って
やるのも
いいですね。

ダンベル体操

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ストレッチ
運動中の怪我を防ぐために、十分に
 ストレッチを。「筋肉が伸ばされている」と
 かんじるくらいまでゆっくりと
伸ばして。
10〜20秒間姿勢を保持
★人から押してもらうとかえって危険。
 自分でゆっくりと伸ばしたりすること。
★日頃運動してない人・いつもよりもちょっと
 強度を強めるときにはより入念に。
1.全身を
 上下に伸ばす
2.体の脇を
 のばすように
 左右にのびる
3.前屈。
 背と腰を伸ばす
4.アキレス腱を
 のばす。
 両方のかかとを
 地面につけたまま
 前の方に重心を。
5。アキレス腱と
 ふくらはぎは深脚
6.太股の後ろ側
太股ストレッチ

7.脇腹を伸ばします
 両腕を伸ばしたまま
 仰向けになり膝を
 たてて左右に倒す。
 上半身はまっすぐ。

ストレッチの一例です

乾布摩擦??? 手ぬぐい体操だな、こりゃ(笑)
背筋・肩の
あたりです
背筋・脇の
あたりです

運動の組み合わせ例です。
平日版 休日版
第一部:合計41分〜56分
  • ウォーミングアップ(3分間)
    体操や歩行など
  • ストレッチ(5分)
  • エアロビクス(15〜30分)
  • ストレッチ(5分)
第二部:合計13分
  • ストレッチ(5分)
  • 筋力トレーニング(15分)
  • ストレッチ(3分)
    主に使った筋肉を伸ばす
第一部:合計46分〜76分
  • ウォーミングアップ(3分間)
    体操や歩行など
  • ストレッチ(5分)
  • エアロビクス(30〜60分)
  • 筋力トレーニング(5分)
  • ストレッチ(5分)
    主に筋肉を伸ばす
腹筋!

あくまでも一例です。3つの運動をセットで行うのが望ましいのですが
なかなかできませんね。細切れでもいいからがんばってみませんか?

参考文献:栄養と料理(女子栄養大学出版部)
97/2月号・7月号