高島トレイルを歩く W (三重嶽〜武奈ヶ嶽〜水坂峠) |
【実施日】平成20年7月5日(日) 今回歩いたGPSルート 【天 候】曇り 【行 程】落合----三重嶽----水谷分岐----武奈ヶ嶽----赤岩山分岐----水坂峠 【タ イム】10:00 12:25(昼食)13:00 13:50 15:50 16:25 18:10 【走行距離】 9.4 km(アプローチの距離は含まず) |
![]() ![]() 水坂峠に車をデポし、今回も参加してくれることになった京都の女性を近江今津駅に迎えに行き、ビラデスト今津から林道に入り、歩き始めポイント落合からスタートした時刻は予定通り10時となった。 天気の方は梅雨明けとまではいかないが、大雨に遭うことはなさそうだが、7月に入り平年並みの暑さの日が続いている。だいたいこんな時期にこんな低山歩きをする人はあまりいないようで、今日中に出会った方は、結果としてはお一人だけだった。 毎度のとおり落合から歩き始めは急登で一息つく頃にやっと斜度が緩くなってきた。風がなく蒸し暑く今日は水分補給が欠かせない一日となりそうだ。そして、いつも最初に思うのは、ゴールまで無事たどり着けるかどうかということだ。 ![]() ![]() 長いダラダラの尾根を2時間半かけて歩き、何時か見た光景が目に入って来るようになると、前回の終着点で今回の出発点三重嶽に予定通り到着することができた。といってもここからが本来のスタートである。 まずは腹ごしらえということで、ここで昼食をとる。時間がないので長くはとれない。1時には出発した。間もなく大日尾根への分岐の標識が目に飛び込んできた。前回はここへたどり着いたわけだが、今回はここからがいよいよ武奈ヶ嶽から水坂峠へと長い尾根道歩きがスタートするわけだ。 ![]() ![]() 50分で水谷分岐に到着する。水谷は天増川林道側の集落で、そちら側からこの尾根へ取り付くルートもあるということだ。また何時かそのルートでも歩いてみたいものだ。 ここまではコースも緩やかで良かったが、ここから武奈ヶ嶽までがやたらとアップダウンがあり、難儀だった。でも途中には樹林帯から離れ視界が開けるところが何カ所あった。 眺望するかぎりでは、目標の武奈ヶ嶽らしき頂は、その前に2つの偽頂を越えていかねばならないようだ。すぐそこに見えているようでなかなか到着できず、2時間かかってようやく頂に立つことができた。 ![]() この尾根道では、前回トケンランを見たときと同じような雰囲気の場所があったので、何か変わった植物はと探していたら、同じラン科のクモキリソウを見つけることができた。しかし、どうもこの種の花は、カメラのピント合わせが難しくたくさん撮ったが、ピントOKはなんとか1枚だけだった。 ![]() 武奈ヶ嶽の頂上は頂上らしくなく、眺望もなかった。記録のための証拠写真だけ撮って早々に出発した。もう4時なのにまだまだ先は長い。 ![]() 思い返せば一昨年の2月に山スキーで下の角川集落からここまでは登っているのだが全く雪の山と状況が変化しているので、この山に登ったという思いにはなれなかった。 ![]() ![]() このあたりの樹木ではトウダイグサ科のシラキの樹が多く、地味な花を咲かせていた。幹が白いのが特徴のこの木につかまって急な坂を下ることになった。 何回かの激下りを体験して行くとまた植林地へと入っていく。この辺りの道はほんとにトレイルのためにつくった道のようだ。武奈ヶ嶽から2時間かかってやっと国道303号線の水坂トンネルの上に達したようだ。そしてコースの黄色いテープに従って行くと間もなく車をデポした地点に到着することができた。 ![]() 時刻はすでに6時を過ぎていた。夏の時期なのでこんな企画ができるが、秋ならもう暗闇になっているかもしれない。今回もよく歩いた。こんな暑い時期に目的がなければ歩きとうせないだろう。総延長80Kmの高島トレイルのうちこれで約半分を4回で歩いたことになる。 真夏の期間は休憩して、次回は8月末、水坂峠から後半をスタートすることとなるだろう。それにしても今日も歩きごたえのあるコースだった。無事歩き通した充実感は大きい。 |
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コアジサイ | ナツツバキ | イワガラミ |
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エゴノキ | ヤマボウシ | クモキリソウ |
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ササユリ | ヤマブキショウマ | ツルアリドウシ |