高島トレイルを歩く [ (オニュウ峠〜地蔵峠)
【実施日】平成20年11月22日(土)             今回歩いたGPSルート
【天  候】曇り
【行  程】オニュウ峠---オクスゲノ池-----ピーク803-----ナベクボ峠---三国峠---地蔵峠
【タ イム】 10:35    11:55(昼食)12:40   13:00        14:05     14:35   16:10
【走行距離】 7.6 km
 
 2週間をあけて高島トレイル歩き8を実施した。いよいよ後2回、ラストスパートに入った。ここまで来たら後2回を無事に完遂したいと思う。

 今回のコースは、前回下山したオニュウ峠から芦生の森への入口でもある地蔵峠。遠来の客人は姫路の女性1名となり、前回に比べると少し寂しい。下山地の生杉休憩舎のところに1台の車をデポして、JR安曇川まで迎えに行ってスタートは少し遅くなったが、10時半をまわってしまった。

 今日決行するかどうか、天気が危うかったので、前日まで迷っていたが、昨夜の予報で今日午前は微妙で午後からは良くなるとの予報だったので、決行することにした。


 しかし、出発時の天気はガスっていて眺望ゼロで、しかも足下には白いものが積もっていた。昨年もこのコースを歩いているので、今回はストックを持ってこなかったのだがそれが後になってひびいた。

 木々の葉っぱはほとんど落ちていて、初っぱなからふかふかの落ち葉の絨毯を歩く事になった。それでもコハウチワカエデ等はまだ黄色い葉っぱを残していてくれていた。

 前回は全く出会えなかった「ナメコ」に今回は出会いたいと思っていたが、なんとか登りはじめてすぐに出会うことができた。少しだけだったので、代表して私がいただくことになった。夜に家でナメコ汁でいただいたが、やはり天然ものは味がちがった。

 途中のオクスゲノ池まではいいペース。この素晴らしい環境の中でお昼をすることになった。ブナで囲まれたこの池はこのコース1番のスポットであろう。

 少し前くらいから天気予報どおり良くなってきた。食後は少し登り返しがあって、ピーク803と表示のある小山に到着した。ここからの眺めは素晴らしく、琵琶湖側の山々が綺麗に望めた。少し行った尾根からは反対側、若狭側の山々も望めた。青葉山も綺麗に見えた。

 いくつかのピークを越えるためのアップダウンがあり、ナベクボ峠に到着することができた。前回訪れた木地山峠や根来坂に比べると歴史の趣は少し弱いように思えた。でも若狭と近江を結ぶ一つの要衝には違いなかったのだろう。ここで小休止をとって、次のポイント三国峠へ向かう。

 時間は30分で到着した。ここへは何度も来ているのだが、景色はほんとに素晴らしいと思う。今日も天気の割には、琵琶湖をはじめ近江側の山々がすべて見渡すことができた。


 問題はここから本日のゴールである地蔵峠までだった。誰もまだ歩いたことがなく、おそらくトレイル整備でできたコースだろうと思っていたが、まさにそのようなコースだった。アップダウンもきつく、コースも長かった。予想タイム以上の1時間半を越えてしまった。しかしコースを縦走するにはここを避けることはできない。

 思わず最後に時間がかかってしまって地蔵峠へは午後4時を回ってしまった。そしてここから生杉の休憩舎まではいつものたらたらした林道歩きだった。駐車場には5時前に着き、本日の歩きが終了した。心配された天気も回復して今日も楽しいトレイル歩きだった。さて、いよいよ次はゴールだ。
 コースで出会った花々と実、キノコ
ズミ(実) ヤドリギ ナメコ
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