福寿草の藤原岳へ

【日 時】 2002年3月23日(土)
【行き先】 鈴鹿山系、藤原岳
【コース】 駐車場−坂本谷入口−坂本谷ー白船峠分岐ー鉄塔ー
      ー天狗岩分岐ー藤原山荘ー8合目ー聖宝寺道ー駐車場
【天 気】 晴のち曇り時々雪
【メンバー】 シャラ単独

   ☆すべての画像はクリックで拡大します

 藤原岳は4年前、私が植物の写真を撮り始めた頃登ってたくさんの福寿草や節分草に出会い感激した想い出深い山です。もう一度、花の多い季節に登ってみたかったのですが、その後の3年間は雪が多く行けませんでした。今年は比較的少ないとの情報を得て、行ってみることにしました。
 4年前感激したのは、坂本谷を埋め尽くすように咲いていた黄色い福寿草と、その間に挟まれて咲いていたかわいい節分草、今回も同じコースをたどることにしました。坂本谷は、その後の崩れでかなり変わっていて、砂防ダムも2カ所でき、4年前とかなりちがった感じでした。まだ入山禁止のようですが、自己の責任において、どうしてもこのコースをたどりたかったのです。  

 自宅から高速を利用して車で2時間弱。9時前には集落の無人有料駐車場へ駐車できました。9時に駐車場を出発し、坂本谷入口へ。そちらの方面へ歩くのは私一人でした。入口には4台の車がすでにとまっていました。目の前には大きな砂防ダムがあり、どこから取りついてよいのやら。よくみるとダムの脇に階段がついていました。 

 岩(石ころ)の谷道をひたすら花を探しながら登っていきました。行けども、行けども誰にも出会わず、福寿草も咲いてなく、少々不安になりました。入口から1時間余り歩いたところで、やっと福寿草の群生に出会いました。少し終わっている花もありましたが、まだまだたくさん咲いていてくれました。節分草は残念ながらすべて終わっていました。今年は暖かかったからでしょうか。さらにショックなことには、今回のために重い90ミリマクロレンズまで持って来たのに、数枚撮っただけでカメラの電池が切れてしまったことです。  
        
 デジカメも併せてもってきましたが、これも予備のバッテリーを持って来なかったのでそれほどは撮れません。ところがここで、今回是非見たかった花に偶然出会えました。「ミノコバイモ」というユリ科のかわいい花ですが、近くで見つけました。 

 ここで何人かのパーティに抜かれましたので、この谷にも人が入っていてほっとしました。白船峠への分岐の所で昼食をとった頃から天気が崩れてきて、風が強くなり、小雪が舞ってきました。とにかく藤原山荘へ急ぐことにしました。
     

 三カ所の鉄塔を通過していくわけですが、このあたり、けっこう積雪がありました。アイゼンまでは必要なかったのですが、先の登山者の踏み跡をたどってなんとか行けました。天狗岩への分岐を通過するところにも福寿草が見られました。坂本谷のと違って蕾のものも多く、色も少し濃いようです。

 藤原山荘で1時45分になっていました。まずまず順調なタイム。雪はやんでますが、天気はいまいちです。さすがにここは団体さんの登山者が多く、にぎわっています。頂上へ登るか迷いましたが、天気もいまいちで今回もパスすることにしました。
      

 ここからの下山がたいへんでした。道がぬかるみ状態。尾根道では、脇道へのがれることができましたが、ここはロープがはってあり、脇にのがれることもできず苦労しました。
 8合目でやっと道が普通になり、そこから聖宝寺道を下山することにしました。この分岐点のところに、4年前「セリバオウレン」を見つけたのですが、今回も同じところに咲いていました。植物には、群生する領域が決まっているのでしょうか。聖宝寺道を下山する人は少なく、寂しい下山でした。駐車場には4時20分に到着しました。やはり、下りでは毎度のこと膝にきて足を引きずるような歩きになってしまいました。
 カメラの電池切れはショックでたくさんの花の写真は撮れませんでしたが、見たい花はすべて見られたし、有意義な一日でした。

*今回歩いた軌跡(GPSトラックログ)はこちら 

 



    

藤原岳に咲く花のページへ