紅葉の嵐山から高雄へ



 【日 時】 2004年11月14日(日)
 【行き先】 紅葉の嵐山から高雄へ
 【メンバー】 2名
 【コース】 JR嵯峨野嵐山−清滝−高雄ー三本松林道       ー高鼻町バス停
 【天 気】 曇り
 【コースタイム】JR嵯峨野嵐山  9:40 
          清滝        11:40
          高雄        13:40
          三本松林道
    14:20
            高鼻町バス停  14:50
     
     
     ※コースタイムはアバウトです。


 このコース、来週に囲炉裏の企画で紹介されていたが、来週は都合が悪いので、先んじて歩くことにした。前半は京都の観光スポットを歩き、後半は静かなハイキングができそうなコースだ。メンバーは私と家内にもつきあってもらった。天気は曇りの一日だった。

        

 自宅から京都駅を経由して山陰線、JR嵯峨野嵐山駅へ、さすがに観光シーズンとあってものすごい人出だ。駅を出発して最初の目標、野々宮神社へ向かった。途中人力車にお客を乗せて観光スポットをまわっている風景が見られた。

        
 野々宮神社をすぎて、落柿舎、二尊院前、へと進んで行く。まさに嵯峨野のメイン観光ルートを歩いていくといった感じだ。街道沿いには様々なおみやげも売っているが、後の時間がきにかかるので、通りすぎていくだけ。

        
 ただ化野の念仏寺だけは、拝観料を払って立ち寄る。何度もテレビで見ているが実際に見てみたかった。それほど広くはないエリアに夥しい数の石仏が並んでいて独特の景観はなかなか趣があってよかった。

        
 さらに進んで行くと、鳥居本というところにでる。滋賀県の彦根にも同名の地名がある。ここは、分岐点となっていて、ここからやっと山歩きのコースとなっていく。峠を一つ越えていく行くような感じだ。左手の山は小倉山だろうか。そして前方の山は愛宕山方向の山だろう。

        
 峠を下り終えると落合というところに出た。まっすぐ赤い欄干の橋を越え、トンネルを抜けると保津峡へと続くが、今回は川沿いに清滝方面に向かう。峠の下りの途中では、保津峡の川下りをしている風景も見られた。

        
 少し歩きにくいが、川に沿って遊歩道が続いている。黙々と歩いていくとやっと清滝に到着する。4年前の冬にここから愛宕山に登ったことを思い出した。愛宕山は結構きつい山だった。

        
 清滝を過ぎて、高雄に向かう途中昼食とした。道から少し離れた河原で食べたが、距離が短かかったので、道行く人からじろじろ見られてしまった。それにしても食事中、左右から何人の人が通り過ぎただろうか。ほんとに今日は人出が多い。

        
 食事後も川に沿って高雄方面にむかう。途中スギの綺麗な植林道もあった。またまた、人が増えてきたなと思うと、高雄の中心地に到着したようだ。お座敷で紅葉を眺めながら湯豆腐をさかなに一杯やっている団体さんも多い。次回はそれできたいものだ。

        
 高雄の中心を過ぎて、川沿いの道から、国道に出ると車も多い。しばらく行ったところから右折して最後の目的地沢の池へと向かう。ところが、その道に入ったとたん人並みがばったり途絶える。結局3組の人にしか出会わなかった。

        
 しかも、沢の池手前の看板の表示が紛らわしく、池にたどり着かないうちに下ってしまって、道を誤ってしまった。後で、その道が三本松林道だとわかった。行けども行けども池らしきものがなく、途中から道を間違えたことに気づいたが、結果としてはショートカットして周山街道に出てしまった。最後に「高鼻町バス停」というところにでたが、出るまではほんとに不安だった。
 後で、囲炉裏の例会で聴いた話だが、昨年もこのコースを歩いた一部のメンバーが同じところで同じように道を誤り、池に行けなかったとのこと。紛らわしい看板を訂正してほしいものだ。

 最後は、周山街道を福王子のバス停まで歩き京都へ出て帰った。最後にアクシデントがあったものの楽しい一日だった。