滝畑ダムからススキの岩湧山へ

【日 時】 2004年10月24日(日)
【行き先】 滝畑ダムから岩湧山へ
【メンバー】 囲炉裏のメンバー家族7名
【コース】 滝畑ダム−岩湧山−五ツ辻ー紀見峠駅
【天 気】 晴
【コースタイム】
  滝畑ダム  10:00
  岩湧山    11:50
          14:00
  五ツ辻

   紀見峠駅  16:30

※コースタイムはアバウトです。





囲炉裏のこまくささんが主催されている花旅シリーズのハイキングに9月に続き、参加した。今回は滝畑ダムからススキの岩湧山から紀見峠駅を歩くコース。参加メンバーは7名で私の家内も参加させてもらった。この辺りの地域に行くのは初めてなので、不安であったが、なんとか朝早起きして集合地の河内長野駅に予定時刻に行くことができた。天気や気候はベストシーズン、今日も一日、気持ちよい山歩きの期待がふくらむ。

        
河内長野駅で滝畑行きのバスに乗り込もうとしたところ、どういうことかすでにものすごい数の人がこのバス乗り場に並んでいた。何とか3台目のバスに乗り込むことができた。滝畑のバス停から少し歩き、岩湧山登山口というところから登り始めた。ところが、登り初めてすぐきつい上り坂、しかも木道の階段まであった。

        
前回の明日香村の気温であれば、バテバテになりそうな登りだが、今日は涼しく汗もそれほど出ない。およそ1ヶ月の経過でこれほどに気温が違うようだ。さすがにこの時期は花はほとんど見られない。それでも秋の地味な花、コウヤボウキ(キク科)の花を見つけた。

        
このあたりの山域は、綺麗に植林されているところもある。ヒノキやスギの木だがもうかなり大きくなっている。今回の台風のためか、たくさんの枝や葉っぱが地面に落ちていた。休憩もとって、2時間近く歩くと今回のメイン、薄の草原に出た。頂上までもう少しのところまでやってきたわけだ。

        
薄原の登り口の道ばたにこれも秋の花、センブリ(リンドウ科)が丁度見頃に咲いていた。まもなく、頂上に着く。頂上は結構広かったが、ものすごい人々がすでにお弁当を食べていた。我々も、人並みの隙間に場所を見つけて「鍋」を始めることになった、今回もみんなからいろいろな食材が提供されて美味しい鍋となった。まわりの方々の注目を集めることとなった。

        
頂上では、同じ囲炉裏のメンバーでてるさんとらんなーさんご一家がお嬢さんを背負子でつれてこられたのに出会った。そして、みんなで記念写真を撮った。バックの空の色も真っ青でほんとに心から気持ちいい写真だ。美味し鍋の料理を2時間かけてゆっくりいただき、至福のの時をすごした。

        
それと、頂上からの風景もカメラに収めた。阪南の街と大阪湾まで綺麗に眺められた。そして、薄の道を前方に金剛山を眺めながら下った。しばらく行くと下の写真のような解説の看板がたっていた。カヤ(茅、萱・ススキなど屋根を葺くのに使う草の総称)について理解することができた。

        
だんだんと下っていく。さすがに下りはみんな早足である。特に、先頭を行くmayumiさんは、パワーがあり素晴らしいペースだ。間もなく五ツ辻といわれる、たぶんかつての要衝の地へ到着した。 

        
そして、植林された歩きやすい道をハイペースで下っていくと、ところどころに木の階段がもうけてあるが、歩幅が合わないので歩きにくい。かなり下ってから河原でコーヒータイムで小休止をした後、本日の終点、紀見峠駅に到着した。ここには、地元のカヤ(ススキ)で葺いたクラシカルな館が見られた。

        
そして、ここで解散となり、紀見峠駅から逆コースで帰途についた。
今回も、秋晴れの素晴らしい天候に恵まれ、暑くもなく、寒くもなく、快適なハイキングと美味しい鍋とをいただき、充実した秋の一日を過ごすことができたことに感謝したい。