快晴と残雪の藤原岳へ |
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【日 時】 2005年3月21日(月) 【行き先】 鈴鹿山系、藤原岳 【天 気】 快晴 【メンバー】 シャラ単独 【コース・タイム】 駐車場 8:35 4合目 9:35 8合目 10:35 藤原山荘 11:35 12:05 頂上 12:20 藤原山荘 12:50 8合目 13:35 駐車場 15:30 |
今年の冬はどの山も雪がたっぷり、それなのに私は、家族に病人がでて、何処にも行けずストレスの溜まる毎日でした。3月になってやっと退院し快復の兆しが見えてきました。そこで、この日、あまりの素晴らしい天気に誘われて藤原岳まで出かけました。
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藤原岳には何回か登り、3年前にも同じ時期に登りましたが、これほどの雪は初めてです。関ヶ原インターを下りて車を進めると、登り口へ到着。いつもの無人有料駐車場に車を止めました。家から1時間半余り、道もすいていました。途中雪をかぶった稜線が朝日に照らされてとても綺麗でした。 |
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今回のコースは、裏登山道(聖宝寺道)から登り表登山道から下りる予定です。二合目、三合目、四合目と順調に登っていきます。杉林の中の登山道でもあり、このあたりでは花は何も見られませんでした。 |
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五合目を過ぎたところからやっと黄色のフクジュソウが綺麗に咲いていました。数的には期待していたほどの花は見られませんでした。そして六合目からは雪が積もっていて、セツブンソウがまだ残っているはずなのに、たぶん雪と混じり合っているためかほとんど見つけられませんでした。 |
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八合目に着くと雪がさらに多くなって、アイゼンを付けないと登れなくなりました。ここから多くの雪を戴いた藤原岳の頂上らしきものがながめられました。そしてトレースの雪道をアイゼンをきかせて気持ちよく登っていきます。 |
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約1時間程で藤原山荘に到着しました。ここではたくさんの人が山荘の外でくつろぎながら食事をとっていました。丁度お昼前なので、私も弁当を食べることにしました。そして、腹こしらえの後、頂上へアタックすることににました。藤原岳は4回目ですが、頂上を目指すのは初めてなのです。 |
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トレースの付いた後をたどって登っていきました。いやなクマザサも雪の下になっているので気持ちいい頂上までの道のりでした。あっけなく約15分で頂上までたどり着くことができました。 |
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頂上からは素晴らしい眺めでした。北方には目の前に伊吹山がそびえ、遠くには白山や御嶽山らしき山々が見られました。天気のいい日の雪山頂上からの眺めほど楽しいものはありません。西方には御池岳らしき山、後方には御在所岳らしき山々、すべてが見られました。 |
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頂上と少しくだって、伊吹山、白山をバックに証拠写真を撮りました。そして山荘のところまで下り、そのあたりに咲いているフクジュソウの写真を撮りました。以前この周辺にはもっとたくさん咲いていた記憶があるのですが、今年は寒さのせいなのか、花がとても少ないように思います。 |
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八合目でアイゼンをはずし、そのまま表登山道を下ってきました。四合目を過ぎたところにミヤマシキミの群生や一株だけなぜか可愛いミスミソウが咲いているのに出会いました。そして、3時半には駐車場のところまで帰ってくることができました。 |
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今回、思ったよりも花は少なかったですが、まだたっぷりあった雪と素晴らしいお天気に恵まれ、気持ちのいい今年初の山歩きができたことに感謝したいと思います。 |