【日　時】 ２００５年１２月２５日（日） 【行き先】 比良山系　御殿山 【天　気】 晴れ 【メンバー】こまくさ、しん、えり、アマ、たーちゃん、つねボー、プライム、杣、PIKKU、ひげＱ、シュー、アウタースキー、モリボウ、シャラ、（敬称略） 【コース・タイム】 　坊村登山口（出発）　　　　　９：１０ 　御殿山　　　　　　　　 　　　１２：４５ 　　　　　　　　　　　　　　　　　１３：４０ 　出発地　　　　　　　　　　　　１５：２０ ※コースタイムはアバウトです。

　こまくささんが主催されている「花旅」シリーズのハイキング（今回は雪山ハイキング）に参加させてもらった。今回の主役は、
花は花でも「雪の華」、今年は１２月からここ数年では経験ないくらいの寒さで、雪も１２月としては記憶にないくらいの積雪である。
そんな中でこの企画がこまくささんからあがっていて、しかもこのクリスマス３連休の中で、今日が一番天気が良いということで、
「ドタ参」させていただいた。

今回の参加者は上記の１４名、でも私には初めての方のほうが多い。集合は坊村に８時５０分、出町柳からバスで来られる方かマイカーで来られる方、北方よりの参加は当然私だけである。予定の時刻には全員集合し、準備をして出発。
比良山系の山には何回か登っているのだが、このコースから登るのは実は初めてである、しかも、こんなにも大雪の時期に登ることになるとは。最初から結構な急坂登りである。登り初めはまだトレースがあるので、アイゼンを付けずに登るが、途中から雪の量がどんどんと増えてくる。こまくささんが積雪量を調べるためか雪に埋まっている。すでに腰近くまであるようだ。
すぐにアイゼンを装着し、さらに圧雪された雪でも沈むようになるとワカンやスノーシューを持参した方がそれを付けられた。なんと今日は持ってないほうが少ないようだ。先に両装着隊に行ってもらい、ツボ足隊は後陣を行くが、それでもズボズボ沈んで歩きにくい。久しぶりの山歩き、しかも雪山歩きでへばってきた。しかも私は山スキー用の兼用靴にアイゼン装着というスタイルでありよけいに負担増である。
やっとの思いで尾根まで出ると、コバルトブルーの青空と見事な「雪の華」、この素晴らしいコントラスト。これがあるから雪山は人を引きつけるのだろうか。さすがに尾根道では圧雪となっていて、沈み込みも弱くなってきて少しは歩きやすくなってきた。それでも、武奈ヶ岳はまだ見えない。
２回ほどアップダウンがあって小高い山の頂に到着。ここが御殿山らしい。みんなここで遅い昼食となった。今回の参加者に昨日のクリスマスイブの日に入籍されたおめでたいカップルがいらっしゃってケーキやシャンパンでお祝いをされた。今日の新婚山行という記念すべき日にご一緒できたことは光栄でした。
そしてここで囲炉裏村好例のバンダナショット。こまくささんのバックに武奈ヶ岳の頂上を入れる見事な構成。それにしても空の青さはどうだろう。私も一枚武奈をバックに撮ってもらった。あの頂に立ちたいものだが今日はここまでとなった。ここからこの雪では往復３時間かかるかもしれない。次の楽しみにとっておこう。
名残惜しいが下山となる。下りはさすがにみんな速い。私はといえば、雪がアイゼンにからんで雪の玉となり、登りよりも難儀した。結局、このような大雪ではワカンかスノーシューが必要だと思った。山スキーという手もあるが、登れても滑るのは林木が多くてたいへんだろう。今年の納めの山行にまた素晴らしい体験ができたとを感謝したい。