登頂なし大谷山と赤坂山へ
【日 時】 2005年5月21日(土)
【行き先】 大谷山、赤坂山
【天 気】 晴曇り
【メンバー】 朽木いきものふれあいの里友の会メンバー21名

【コース・タイム】
 マキノスキー場    9:30  
 寒風          13:00
              13:45
 粟柄峠         15:10
 ブナノキ平       16:20
 マキノスキー場    16:50
 


※注:植物観察をしながらのスローぺースのため、コースタイムは参考になりません。



 5月21日、朽木いきものふれあいの里友の会の行事として、地元の山を歩いた。参加者は会のメンバー21名。
今回も植物に詳しい村瀬先生も同行され、いろいろ植物観察をしながらの登りとなった。当初の計画では、大谷山
か赤坂山の頂上を踏む予定だったのが、いつもどおりのスローペースとなり、結局、両山の頂上を踏むことなく、
尾根歩きのみを楽しんだ。


 出発点はマキノスキー場から。雪があれば初心者コースとなるところを登った。雪が無くてもこのコースの登りはけっこうきついものだ。途中にはヒメハギという珍しい紫の花に出会った。おまけにマムシにも出会った。その様相は典型的なマムシだった。

 登りの途中には白い樹木の花が数多く見られた。コバノガマズミ、タンナサワフタギ、カマツカ、アズキナシ、ズミ、ウラジロノキといったところだ。とくにアズキナシの木がよく目立って、白い花が青い空に映えてとても綺麗だった。

 尾根に取り付く手前にはブナの群落もあり、参加者はみんな気持ちのいいグリーンシャワーを浴びることができた。それにしてもここまでスローペースでお昼はすでに大きくまわっていた。尾根に出る手前で視界が広がり涼しい風が吹いてきた。

 尾根ではみんな待ちかねた昼食をとり、しばし景色に見とれた。琵琶湖の向こうには伊吹山も見られるし、南方には比良山系の山々も連なっている。ほんとにこの瞬間が一番気持ちいい。

 すでに午後の1時をまわっているので、大谷山登頂はあきらめる。ここからはさらに気持ちのいい尾根道歩き。途中でみんなで記念写真を撮った。バックは下界のマキノ町の集落と琵琶湖。天気が良いので視界もバッチリだ。

 尾根歩きもスローペースとなり、赤坂山への登頂もやめて、粟柄峠から下ることとなった。下り道には濃い桃色の花、ユキグニミツバツツジがたくさん綺麗に咲いているのに出会った。またベニドウダンも少し見られた。

 結局、今回はどちらの山も頂上には登らず、時間切れとなってしまったが、次回はぜひ頂上を踏みながら縦走コースを歩きたいと思った。それほど気持ちのいいコースだと思った。